第189話

―――…いつ俺に色目を使ってる、ねえ。





大体のことが理解できている瓜は、阿呆ではない。



「伊達ちゃん。」



「何でしょうか?」



「とりあえず、報復したいヤツがいいんだけど――…ダメ?」



幸村は瓜がキレているということが理解できて、少しだけ息を呑む。



……口元が笑っていないのだ。





「何か、ありました?」



「んー、前から違和感はあったんだけどねー。クラスマッチの時なんて、頬真っ赤にして本部来た時はびっくり。」



“ま、スルーしてほしそうな顔してたから、あえて言わなかったけど”



瓜のその言葉に幸村もようやく大体のことが理解できて、かけていた眼鏡を外す。





「あれ、伊達ちゃん、眼鏡つけてたっけ?」



「……まあ、ちょっと色々ありまして。」

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