第159話
彼らが訪れた場所とは、先程墓場から見えていた海辺。
蘭勝にとって大事な場所であるこの場所で、彼は砦を招いた。
「いるか?」
彼のキツイ煙草を砦に差し出す。
砦は昔からそういうものを吸っていたので、慣れているはずなのだが――。
「いんねえ。もう、吸わねえって決めた。」
「あん?」
蘭勝は眉を潜めたが、すぐに考えれば答えに行きつく。
―――…ああ、花子な。
紗綾は煙草が嫌いなので、砦にとってそういう行動を取ることはすなわち彼女に嫌われることなので、しないと決めたのだろう。
「まあ、いいことじゃねえの。」
「んーなことはどうでもいいんだ。……聞いてもいいか?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます