第117話
いきなり聞こえてきた声に驚くけど、シチユウさんは嬉しそうに振り向く。
……オッサンと呼ばれたことに関しては、困っているようにも見えたけど。
「ちょっと、砦坊。そりゃないわい。」
「15以上も紗綾と違うんだから、オッサンと呼ばれても仕方ねえに決まってんだろ。」
「酷いなあ。」
笑いながらシチユウさんは次に視線を移した場所は、楔さん。
嬉しそうにさらに口元を歪めたので、何事かと思ってしまう。
「伝説の【鳳凰連合】の初代トップさんですよな?」
「……あなた、」
「あー。言いたいことは分かんけど、そこまでにしといて。儂、そういうの照れますんよ。」
―――…楔さんの驚いた顔に、どういうことかイマイチ理解しかねた。
シチユウさんが止めたから。
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