第172話

約束の時間まで、まだまだ時間あるし、もう一眠りしとくか?





なんて考えながら、携帯を元の場所に置いてベッドに潜り込む





腹が減った気もするけど、生憎うちの冷蔵庫には何にもねぇしな。




部屋の寒さに体を震わせながら思案する。




「あ~どうすっなぁ。」




面倒くせぇ。



マンションは遊びの女達に教えてねぇから、何か届けさせるとかできねぇしな。



ま、もういいか?



頭から掛け布団をかぶって目を瞑る。




うとうとと微睡みながら、時間をやり過ごす。





俺はいつまで1人で居ればいいんだろうか?




この世に俺を・・・。




本当の俺を見つけてくれる奴は居るのか?




カーテンの隙間から差し込む光が部屋を照らす。



俺はこの光の中を歩く資格はあるのだろう?





暖まった体が意識を静かに連れ去っていく。

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