第109話

取り合えず急ぎのレポートを仕上げてしまおうとテーブルの上に資料を広げみたが、まったくやる気が起きない。






こんな姿を蘭丸辺りに見られたらしたら、指差されて笑われかねないな?






冷静沈着でクールだと思われてる俺。






妹の事になると、まったく冷静で居られない。






今ほど翡翠さんの気持ちが分かる時はない。










さぁ、どうしようか?







とにかく相手を調べてみよう。




ここは銀狼でつちかった情報収集能力を使う所でしょ?





明日から、本格的に調べてみますか?






くだらない男なら、見逃してやらない。









首をコキコキと鳴らして、姿勢を整えるとテーブルに向き合う。




「ま、今はレポートだな?」





はぁ・・・と溜息を吐いてから、鉛筆を握った。







資料のページをペラペラとめくりながら、レポートをまとめて行く。








医科大学のレポートは生半可な気持ちじゃ終わらない。






妹の事は一先ず棚上げして、レポートに集中する。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る