幸せの瞬間
美香と猛
第66話
はぁ~今日も暇・・・・。
マンションのベランダから外を眺めていた。
猛は仕事だし、琥珀が大学だし、祐は寝てるし・・・。
「暇過ぎる~!!!」
ベランダでこんな風に叫んでる私って、たぶん変な人に間違われてる。
ほら、だって、今目が合った人、慌てて逸らしたし。
マンションの下の道路を歩いてる人に、変な目で見られちゃったよ。
でもでも、暇で仕方ない。
今日は水曜日。
祐が生まれてからは、ホント余り出歩けなくなった。
だって、まだ生まれたての祐を、あんまり外に連れ出すのは良くないしさぁ。
この間まで、遊びに来てたママに、『絶対に三か月過ぎるまでは、ふらふらと連れて出歩か無い事!』って釘を指された。
買い物やなんかは、猛が進んで行ってくれるから、基本外出なしでも暮らして行けるのだ。
自宅に缶詰になって、早二か月。
さすがに、お出かけ虫が騒いできた。
不意に空を見上げる。
青に空に、小さな雲が気持ちよさそうに流れていた。
あぁ~私も流れた~い。
なんて、現実逃避してみる。
懐かしい昔の事を、ふっと思い出した。
あの頃、君と出会ったあの頃は・・・・・・・。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます