第20話
その瞼にそっと近づいて、キスを落とす
途端に目をパチパチさせるから
その仕草が可愛くて、だけど可笑しくて
ついこの間までは、こんな姿、全然知らなかったから
すべてが新鮮
頬に置いていた手をそのまま肩に回して引き寄せた
「―――…っ冬夜」
「…なに?」
首を傾げながら覗き込むとやっぱり茹でダコのように真っ赤になっている雫
――…ホントに…いつまで我慢すればいい?
可愛すぎてもっとギュウギュウにしたいんだけど
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