第41話・朝から抱き合いして挑戦する!

「んっ…」


目を開けると黄色の黒い筋が入った耳がピョッコって動いて可愛くてキュンってなり、尻尾が私の足に触っていてくすぐったい。


「…くすぐったい…」

「うっー…ん…」


ジュンさんの腕が動いて私を抱きよせて少し丸まってスリスリしてくる姿にキュンキューンってときめく。


「ジュンさん?朝ですよ?」


昨日はあれから楽しく夕食を食べてゆっくりお風呂に浸かって久しぶりに会ったキロナの事を話していて寝落ちしたみたいで朝を迎えたけど、ジュンさんは寝る時、上半身裸だから目のやり場に困るけど…こ、婚約者として慣れる!と意気込んで肌に触れドキドキしながら彼に声をかける。


「ジュンさん、起きて?」


ジュンさんの身体を揺らしても起きる気配が全くなく私は服を着替えてからもう一回彼を起こそうと起き上がろうとしたらグイッと引っ張られた。


「きゃあ!」

「俺を置いて何処に行く?」

「ジュンさん!!起きていたの!?」


私が問いかける間もなくジュンさんが私を布団に戻して彼の腕の中に戻る。


「もう朝だから…起きっ…!」


朝だからかなのか私に欲情してくれてるのか分からないけどジュンさんのモノが大きくなってる。


「ロゼリア、俺を起こせよ」

「起きてるじゃないですかっ!」


ジュンさんの手が寝間着のズボンの中に入るから服の上から阻止するけど無駄な抵抗だと分かってるけども流されないように阻止する。


「ジュン…さん、ダメってば…んっ」

「俺、まだ起きてねーんだけど?」


ショーツの中に指が入り込み彼の腕を掴むけど彼が触れてくれる事に期待しちゃって力が入らずに敏感な所に彼の指があたり声を出してしまった。


「んあっ…ジュンさん…」

「もう、ヌルヌルしてる」


カリカリッと尖った所をイジられて腰が浮き無意識に左右、上下に動いて自分で気持ち良い所を探しちゃう。


「あぁっ…んっ」

「ここが良いのか?」

「きゃうっ…」


寝っ転がっていたけど上半身を半分起こしてジュンさんとキスをする。


「んふぅ…」

「ロゼリア、早く俺を起こせよ」


自分で寝間着と下着を脱いで全裸になるとジュンさんも全裸になりゴムを装着した彼の大きいモノが反り立っていてドキドキする。


「ジュンさんが仰向けになって寝っ転がって?」

「ロゼリアがご奉仕してくれるのか?」

「ジュンさんに気持ち良くなって欲しい…」


仰向けになって寝ているジュンさんに跨いで彼の大きいモノを掴んで自分の割れ目にあててゆっくりと挿入れようとしてもヌルヌルで上手く入らない。


「くっ…ロゼリア」

「あっ…ジュンさん…」


擦れてこれも気持ちいいんだけども物足りないから硬くなってる彼のモノをしっかりと握りしめて自分の体重をかけると奥にゆっくりと入っていく。


「あふぅ…んんっ…ジュン…」

「くっ…ロゼッ」


いつもと違う体勢で彼のモノを受け入れるのは中でいっぱいに広がって苦しいけど心は満たされていく。


「ジュンさ…ああっ」

「ロゼリア…くっ…」


キロナから女性がリードする体位の騎乗位を教えてもらったから今、挑戦して自分から腰を振って上下に動いて恥ずかしいのだけど気持ちいい。


「ジュンさん…気持ちいい…んっ」

「あぁ、気持ちいい」


ジュンさん荒い息遣いが聞こえてベットがギシギシ鳴って彼の手が私の胸を揉みコリコリ触るから奥が満たされていく。


「ジュンさ…ああっ」

「締め付けるなよ…くっ」


彼の胸に両手を置いて腰を振りジュンさんが私のお尻を握って早さをリードしてくれる。


「ああんっ…ジュンさん、んあっ」

「ロゼッ…」


もう動けなくてジュンさんの身体に密着したら今度は彼が下から突き上げてきてまた別の快感が込み上げる。


「やあっ…ジュン…ジュ」

「くっ…ヤバい…」


ジュンさんのキスが恋しくなって彼とキスをするけど身体が激しく動いて上手くキスが出来ない。


「ジュン…ジュンさ…イッちゃう…んんっ」

「俺もイク…ロゼリア」


ジュンさんが私を抱きしめて彼のモノが私の中に放たれ、ビクビクと動きお互いに息があがる。


「んあっ」

「目が覚めた、ロゼリア」


私の体内から彼のモノが抜かれると声があがりジュンさんが処理をして私の頭にキスをして寝っ転がるから彼の腕枕に頭を乗せて会話をする。


「ジュンさんの顔が見れたのでお家に戻りますね。次に会う時は王宮です!」

「はぁー…。…まだ分かってねーみたいだな」

「えっ?ジュンさ…?」


大きいため息をしたジュンさんは、起き上がって後ろを向いてゴソゴソしているから覗いて後悔した。


「ジュンさん…。私もう体力が無く…」

「俺が動くからお前は黙って感じてろ」


そうして二回戦目に突入して甘く攻められても受け入れちゃう自分の体が恨めしい。


「婚約してるんですからここから通うのが筋ですよ?」

「…そうなのですか…ああんっ」


最中にジュンさんに囁かれてイキっぱなしと頭の中真っ白なのに言われてた私は彼を求める。


「ジュンさ…ジュン、好き」

「ロゼリア」


また激しく抱かれて絶頂を迎えてイッてしまったけど体力が持たないよ…。








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