呼び出し

《 30分後に出ようかと思います。間に合いますか? 》


「分かりました。じゃぁ、30分後に」


《 はい 》



 ふぅ、と息を吐きながら携帯を置く。

 呼び出しか…。

 誰に会っても良いように、無難な服を選び急いで着替える。



 家で心配しながら悩んで凹んでいるより、今の私には隆至との生活を守る方法を取らなければ。

 だから今夜こそきちんと話をして、謝ろう。

 ゆっくり話をする時間なんてずっとなかったから、お互いギクシャクしてるんだ。

 いつも隆至が楽しそうに話してくれる仕事の事も聞きたいし。

 今朝みたいな表情はもう、見たくない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る