第3話 英雄と謳われた エジプト、イスラムの王サラディン

「病の少年王か?子供で重い病で戦いに赴くとはな」軽い調子で英雄の王サラディンは言う

「いかが致しますか?」部下が問いかける

「ああ、捨て置こう、彼らの兵士の数は僅かで何が出来る?」ターバンの巻かれた髪、風に吹かれながら笑みを浮かべサラディンは答えた。


無敗無敵のサラディン、サラーフ-アッデーン 

エジプトを手中に治めエジプトにイスラムのスンナ派の王朝アイユーブ朝を打ちたてた。

クルド系の戦士で涙脆い優しい想いやり深さと

冷徹な戦士の性格を合わせ持ち

寛大な王として統治にも優れ

戦いの中では破竹の勢いで各地を支配下に置いてゆく



だか、僅かな手勢と病の少年王


モンジザールの戦い

サラディンにとっては手痛い負け戦となって、、



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