人工知能が恐怖を求める高校生らの声に、応えようとした結末は!?

高校生となり、離ればなれになった中学時代の同級生たち。
彼らが、容易に楽しめるレクリエーションとして企画した、AIを使ったリモート怪談大会が展開されます。

最初のうちAIの語る怪談は、どこか強引で、取って付けたような恐怖が描かれるばかりの微妙なものばかり。けれど、回を重ねる毎に「何を学習しているのか」不気味さを増した話となって行きます。

そして、徐々にそれらAI怪談が、現実世界にリンクしている予感が漂い始め……!?

参加者たちの身に何かが起こるのか!?
AIは、最後に何を語るのか!?
読み進めるごとに、参加者たちと同じ目線で恐怖心が増して行く、不思議な感覚の物語です!

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