概要
少女は英雄になどと思ったことはない……ただ或り方がそう見えた。
成長した少女は何者になっただろう? これは幼い女の子がゴブリンに拐われて助け出される迄と、その後を描いた物語、他。この作品は各章読み切りタイプの連続中編小説集です。ライトな感覚で読めるダーク風ファンタジーとなっております。各章はおよそ独立しており、単体でもお楽しみ頂ける形式をとっております。各章同じ世界線ですが、違う時間軸、別の主人公たちによる物語が展開します。女性主人公多め、理不尽な現実、信念を貫く、成り上がり、無双、泣ける展開アリ。異世界モノですが転生要素は無し、ご都合主義的展開も無しの非なろう系。剣と魔法、魔獣がいる中世レベルの世界がそんな甘いわけないだろうってんで、わりと簡単に主要なキャラが退場します。えっ、この人が? ってのも退場します。なので完全なストレスフリーとはいきませんが
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!『冒険者新書』が見せる世界。これは自分らしく生き抜いた主人公たちの物語
著者を変え、永きに渡って書き綴られているとされる『冒険者新書』を紐解いてゆく物語です。その性質に伴って、本作自体も「各章完結の中編集」となっております。
形式としては「世界観」に重きを置いた群像劇となっており、各章ごとに『冒険者新書』にも謳われている「主人公」が登場します。その作り込みは素晴らしく、思わぬ言葉が物語の伏線となっていることも。
最初の主人公となる『アネット』は、まさに心身共に成長するヒロインとして魅力的に描かれています。絶望から立ち上がってゆく彼女の姿と、単なる「善悪」に囚われない価値観には、思わず心を動かされることでしょう。
一見するとダークな印象を受けますが、文章や言葉選…続きを読む