第13話ー2、未来、科学少女、愛&愛美
どうやって治療するか、会議
愛達、3人は、、その日の午後、3時頃、、研究室にいた、、、
「さてと、、、愛美、、愛良ちゃんのお母さん助けるって言ったけど、、どうするのよ」
「えー、、、考えるのは愛でしょう、、愛美は実行するだけだよ、、」
「もう、、あなたが、友達のお母さんなのよ、、必ず助けるって言ってたじゃない、」
「そうだけど、、、」
梓は、、、「ねえ、、愛、、葵のおばちゃんが作っている、、最新鋭の医学装置はどんなやつ、なの、、、」
「うん、、何か、、特殊な物質が、全ての癌細胞に反応して、癌細胞を包みこんで、、体の外に排出するみたいよ、、」
「そうなの、、じゃあ、、ミクロ単位の癌になるような、物も排除するんだ、、それなら今回の新種の癌も対応出来たのに」
「そうよ、、新種の癌は、今の医療装置では、発見が難しいからね、、小さ過ぎて、」
すると、梓が、、「あっ、、、愛、この間、愛美が、私のアバター、、ほら、愛が作った乗り物ごと小さくしたでしょう、、あの時、全てが大きく見えて、、愛美の、手の細胞とか、角質まで鮮明に見えたわよ、、」
「えー、、、ヤダー、、かわいい、愛美のお肌が、、ゴツゴツに見えたの、、お嫁にいけない、、、どうしよう、、」
「愛美、、どうせ、結婚、出来ないわよ、」
「、、、愛もね、、、」「、、、そうね、」
愛は少し考えて、、、「あっ、そうか、、、自分が、小さくなれば、、小さな癌細胞も、見つけやすくなるのか、、、後は、全ての癌細胞を消滅させれば良いのか、、、」
「おお~、、、じゃあ、やっぱり愛美の破壊兵器の出番かな、、どれが良いかな、、」
「あのね、、、怪獣退治じゃないのよ、、、体に害が無い様に、消滅しないと、、」
愛美はおもしろく無さそうに、、「えー、じゃあ、Σ破壊爆弾とか、壊滅光線とか、使えないの、、炸裂ビームならランダムに攻撃出来るわよ、ダメかな、、」
「ねえ、、怪獣退治じゃないって言ったけでしょう、新種の癌を消滅するのよ、そんなの体の中で使ったら、死んじゃうじゃない、」
梓も呆れて、、「ねえ、、真剣に考えてよ、、早く解決しないと、手遅れになったらどうするのよ、、、」
愛は、、、「そうだ、、確か、その、新種の癌は、肺だけに発生するのよね、、小さくなって直接肺で治療すれば良いのよ」
「えっ、、、誰が人の体に入るのよ、、」
「もちろん、愛美よ、、」
「えー、ウソ、、、人間の体に人間が入るって、、ウイルスだと思って免疫抗体に攻撃されるわよ、、大丈夫なの、、」
「バカね、、アバターに決まっているでしょう、、、それも、乗り物に乗ってね、、」
愛美と梓は驚き、、「ねえ、まさか、さっき言ったあのUFOみたいな乗り物なの、、」
「そうよ、、梓も言ったでしょう、、小さくなれば、、他が大きく見えるって、治療する側もミクロになれば探せるでしょう、どう、良い考えでしょう」
愛美は困惑して、、、「愛、体の中に異物が入ると拒絶反応が起こるのよ、、それに、どうやって癌を消滅するの、あの、乗り物にそんな武器は付いてるの、、」
「愛美、、武器じゃないわよ、、治療機器と言ってよ、、医療用レーザーで癌細胞を消滅させるのよ、、」
梓も、、「人体に影響が無いように出来るの、、、もう、愛良ちゃんのお母さん体力だって無いかもしれないのよ、、、」
「うん、、それは、これから考えるわ、、、人体に影響与えないようにあの乗り物の全体をコーティングして、抗体対策に、ミクロの癌細胞に反応する探査機、スマホ型CTスキャナーの改造と、医療用のレーザーも取り付けないと、ステルスモードもいるかな、、明後日の土曜日までに、完成させるわよ、、、決行は土曜日ね、、」
梓は困惑して、、「愛、、愛良ちゃんのお母さん助けると言ったけど、この間の義手の時の科学庁国立総合病院じゃないのよ、、横浜の、違う国立病院なのよ、、果たして、女子高生に癌の治療をさせてくれるかしら、、」
愛美は、、「まあ、、その時は科学大臣のやつに頼むか、、あの親父にお願いするのは、イヤだけど、、しょうがないわね」
梓は呆れて、、「愛美、、そんな偉い方を、あいつとか親父とか言ってはダメよ、、」
「良いんだよ、、いつもそう言ってるから、、たまには、役に立ってもらわないと」
愛も呆れて、、「まったく、愛美は少しはおとなしくしないと、、私はそんな事は絶対に言わないわよ、、心で思っても、、」
「だから、、、愛の心の声って、時々漏れるから、、あの科学大臣の親父もたまに苦笑いしてるよ、、知らないの、、、」
梓は2人の顔を見て、、「まったく、、あなた達はやっぱり双子ね、、同じだわ、、」
医療決死隊、発動、
梓が帰ると、愛はさっそく、作業にかかった
愛美はやることがなく、、医学の本で徹底的に肺の仕組みとか、侵入経路の再確認をした
「口か鼻から侵入するとして、喉頭、気管を抜けて気管支から左右の肺に侵入して、、あっ、そう言えば肺胞は、3億から6億もあるわ、、全部、調べるの、癌細胞探すの、大変な作業じゃないの、、簡単に言ったけど、、アバターって分身出来ないのかな、、大勢でやれば短時間で終わるのに、、、あっ、、愛の作る乗り物も分裂しないかな、、、するわけ無いか、、」
愛は夕食が出来るまで、ずっと作業をしていた、、、愛美は、肺の仕組みと対策が頭に入ったのか、退屈そうに、愛を見ていた、、
8時頃になると、、亜土夢が帰宅して、全員で凜ちゃんお母さんが作った夕食を食べて、
愛と愛美はお風呂に入ると、、愛はまた研究室で、夜中の1時頃まで、作業をしていた、
愛美は退屈そうに、、、最新医学の本を読んでいた、、、
次の日の金曜日、、、
愛達は、学校に行くと、この日は、愛良は学校に来ていた、、、
「梓、、、愛達に、話してくれたの、、」
「うん、、愛良、、今日は病院に行かなくて良いの、、、」
「うん、、午前中は、おばあちゃんが、病院に行ってるわ、、いつまでも休めないもの」
愛良は、愛と愛美に向かって、「ごめんね、愛、愛美、、無理なお願い言って、、あの、病院では、、治療は無理みたい、、、」
愛は、、「うん、、知ってる、、科学庁の医療部でも、まだ、完璧な治療方法は見つかっていないもの、、、、」
愛良は、、驚き、悲しそうに、「えっ、そうなの、愛や愛美も、科学庁の医療部に属しているのよね、、じゃあ、、治療は無理なの」
愛美はニコッと笑って、、「愛良、、それは、科学庁の話よ、、葵のおばちゃんの医療機器が完成すれば、そんな癌は消滅するわ」
「えっ、、、それは、いつの話なの、、」
「残念だけど、、まだ先よ、、、」
愛良は、涙ぐみ、、、「えっ、、、それじゃあ、、お母さんは、助からないの、、、」
愛はニコッと笑って、、「愛良、、違うよ、今、私達が最善の方法で、愛良のお母さんの癌を消滅する様に対策してるわよ」
梓も、、「そうよ、、愛良、、明日の土曜日、、愛と愛美が、、愛良のお母さんの癌を治療するって、、その為の、用意をしてるのよ、、、」
愛良は、少し涙が溢れて、、、「うん、、、ありがとう、、少しは、希望が持てるわ」
愛美は真剣な顔で、、「愛良、、未来科学少女、、愛と愛美には不可能は無いわよ、、、任せなさい、、、」
愛良もやっと笑ったが、、「あっ、そう言えば、、愛や愛美に治療を頼んだけど、、病院の方は大丈夫かな、、、お医者さん達は納得するの、、、医学者と言っても、女子高生なのよ、、、」
梓も、、、「そうよね、、愛と愛美は、優秀な医学博士だけど、、あの、横浜国立病院の人達にそんな事、通用するかな、、、医者って結構、プライドがあるから、、それに本当に、、お偉い人が動いてくれるの、、」
愛美が、、「愛良、、、大丈夫よ、、いざというときは、本当に奥の手があるから、、」
愛も、、「そうよ、、今日中に、医療機器を完成させて、、明日の土曜日の午前中に、、その横浜国立病院に行くわよ、、」
「うん、、わかった、、愛と愛美に任せるわよ、、、よろしくね、、、」
午前中の授業が終わると、、愛良はお母さんの病院に行くため、早退した、、、
愛達も、午後の授業が終わると急いで、、家に帰り、、、、愛はまた研究室で作業をしていた、、、、愛美と梓は、それを見ていた、
「ああ、、暇だわ、、何かあったら困るから、、簡単な防具でも作るか、、あっ、アバターが分身出来る様に改造するか、、」
「愛美、、今さら遅いわよ、、明日の午前中に決行なのよ、、」
愛美は、真剣な顔で梓に、、「えー、、、梓、、肺って調べる、箇所がたくさんあるのよ、、そうだ、アバターセットがもう1つあるから、、2人で癌細胞を消滅しようか、」
梓は、呆れて、、「アバターセットは、2つあっても、、乗り物は1つなのよ、、乗り物無しで行くの、、、」
愛美は困った顔で、、、「う~ん、ダメか、アバターの体じゃ抗体に攻撃されるか、、、反撃してもダメだし、やっぱり、愛美が1人でやらないといけないの、、長く治療時間がかかると、体に負担がかかるのよ、、」
「そうね、、愛良が、確か1回癌治療やったと言っていたから、、体力的にも負担がかかるわね、、、そうだ、、愛美、、重力変換リングよ、、あれを使えば攻撃力だけじゃなく、身体能力もアップして、瞬間移動並のスピードで動けるって言ってたじゃない、」
愛美はまた困った顔で、、「ねえ、、梓、重力変換リングレベル10以上って結構疲れるのよ、、攻撃なら一瞬だけど、、、まあ、、しょうがないか、、時間短縮するにはそれしかないか、、、」
しばらくして愛が、、「愛美、、梓、完成したわよ、、医療決死号、、、」
梓は困惑して、、、「えっ、、、何、そのネーム、、相変わらずね、、」
「愛は、、その辺の思考能力が変なんだよ、、エンジェルハートレスキュー号とかの方が良いのに、、、」
「愛美、同レベルよ、私と変わらないわよ、それに心臓じゃなくて肺じゃない、治療して助けるのは、、、」
梓は苦笑いをしていた、、、
決行の日、、土曜日、、
土曜日の朝、、9時、、愛達はもう、研究室にいた、、愛と愛美は、とりあえず科学庁医療部の白衣を着ていた、、
「さてと、行くわよ、、愛美、必要なアイテム全部持ったの、、」
「大丈夫だよ、、コンパクトボックスにいれたから、、コートは着ていくけど、」
梓は少し緊張していた、、、「あ~心配だわ、、癌治療もそうだけど、果たして愛達に治療をさせてくれるかしら、、、」
愛美は、ニコッと笑って、「梓、、全然大丈夫だよ、、、」、、「そうなの、、」
愛達は、家を出て、大通りのエスカレーターロードで、30分移動すると、大きな国立総合病院に着いた、、
総合受付ロビーで、係の女性に話をすると、
受付の女性は困惑して、、、あわてて、、
どこかに電話した、、、
「やっぱり、、愛、愛美、大丈夫なの、」
「、、、まあ、驚くよね、、女子高生が、新種の癌の治療をさせてと言ったら、、」
「何、、落ち着いて言ってるの、もう、愛良にも連絡したのよ、、着いたって、、」
すると、メガネをかけた年配の看護師長みたいな女性が現れて、、
「ええと、あなた達、どう言うつもりですか、、冗談ですか、、、」
愛は落ち着いて話した、、「ええと、さっきも言ったけど、、ここに新種の癌で入院ししている、石川愛子さんの治療をさせてくれるかしら、、、」
「本気で、言っているの、、呆れたわ」
「そうだわ、担当医に交渉して下さる」
看護師長の女性は困惑して、、「ちょっと待ってください、、、担当の医師を呼びます、、どうなっても、知りませんよ」、そう言うと、電話した、
梓は心配して、、「ねえ、、愛、やっぱりダメじゃないの、、大丈夫なの、、」
すると、愛美はどこかに電話した、、、
そこに愛良が現れて、、「愛、、愛美、今日はよろしくね、、」
梓は困って、、「愛良、、ちょっと、問題有りよ、、治療が出来るか、、」、「えっ、」
愛は、笑って、「多分、、大丈夫よ、、」
そこに、先ほどの看護師長と若い医師らしい男性が、あわてて現れて、、
「君達か、、ふざけた冗談を言ってる、女子高生は、、ここは国の総合病院だ、、おかしな事を言うなら警察を呼ぶぞ、、」
梓と愛良は心配そうに見ていた、、、
愛は落ち着いて、、「ねえ、、冗談で、言ってる訳じゃないの、、早く治療をしないと死んでしまうでしょう」
男の医師は怒って、、「ふざけるな、、医師免許も持たない素人が、、あれは、まだ治療方法がなく、国の科学庁医療部でもお手上げな問題、何だぞ、、、」
愛は、、「あら、、医師免許なら、持っているわよ、、見せましょうか、、」
男の医師は更に怒った口調で、、「女子高生のお遊びに付き合っていられないんだ、、おい、君、、警察に通報しろ、、」
梓と愛良は心配して、、「愛、、愛美、大丈夫なの、、、」
すると、そこに、この国立総合病院の総合院長が現れて、、「おい、、山田君、、まさかその方々に失礼な態度は取ってないよね」
総合院長は、愛と愛美に、深々とお辞儀をした、、若い医師は、唖然として見ていた、、
「愛、医学博士、愛美、医学博士、、私も、科学庁医療部の生徒ですぞ、、何度も、あなた達の医学講義を受けていますぞ、、」
「あら、、、そうなの、よろしく、、」
「先ほど科学庁大臣から、電話があって、治療をやらしてくれと、、絶対、邪魔をするなとお達しがありました、、例の患者さんは、今、手術用、集中治療室います、、ぜひ、お使い下さい、、邪魔しないので、」
「あっ、、院長、、治療方法は、まだ、世間に発表出来ないやつだから、私と愛美だけ集中治療室に入るわ、、見ないでね、」
「はい、、科学大臣からも、言われてます」
若い医師と、看護師長は、呆然と立っていた
愛良と梓も、愕然として見ていた、、
「ええと、愛良ちゃん、とりあえず良かったわね、、」、「ええと、、うん、、」
奇跡の治療、開始、、
愛達は、総合院長の案内で、集中治療室に向かった、、そこの、近くの待合室には、愛良の家族もいた、愛良が、「おばあちゃん、愛と愛美は、とても優秀な医学博士なのよ、絶対お母さんを治してくれるわよ、、」
「、、お願いね、、助けて下さい、、」
「うん、、絶対、治してあげるから、、」
愛と愛美は、愛良の家族にあいさつをして
コートを梓に渡すと、院長達が、治療前の準備をしてくれた集中治療室に入った
集中治療室の手術用台の上で愛良のお母さんは、麻酔で寝ていた、、点滴と口には呼吸器が、、、
「さあ、、愛美、、ここからはあなた次第よ、、私はコンパクトボックスから、何かあったら対応出来る様に、アイテムを渡すわ、」、「りょ、だよ、、フルスピードで、1時間程度で済ますわよ、、体に負担がかからない様に、、」
愛美はコンパクトボックスから、アバターセットと重力変換リングと、他のアイテムを装備した、愛も、改造したUFOみたいな小さな乗り物、医療決死号を出すと、、コンパクト空間モニターをセット、改造したCTスキャナースマホを肺が映る様にセットした、、、愛美は大小変幻銃を愛に渡すと、「さあ、、愛、治療を始めるよ、、、、美少女スーパードクター、アイミー参上だよ、、」
球体は、淡く光ると、手術着を着た美少女が現れた、、、
愛は呆れて、、「ねえ、、まだそのネームを使っているの、、もう、18歳なのよ、、」
「良いでしょう、、誰もいないから、、」
「これから、難しい治療をするのよ、失敗は許されないのよ、緊張しないの、、」
「私、失敗しないので、、、緊張、何かしませーん、、」、「もう、、能天気ね、」
アバター愛美が小さくなり、医療決死号に乗ると、愛は、大小変幻銃で、更に見えないくらい小さくした、、、
「さてと、、愛、鼻から侵入するよ、空間モニターで確認してね、、」
「愛美、、改造したCTスキャナーが、ステルス癌の位置をその乗り物のモニター画面で赤い点で映し出すから、、位置を確認したらレーザーで消滅させてよ、、青い点は、愛美の位置を示しているわよ、、」
「愛、、確か、葵のおばちゃんはステルス癌は、肺胞に転移するって言ってたよね、多いのよ、、肺胞は3億~6億はあるわよ」
「だから瞬間移動みたいな、重力変換リングレベル10って、言ったでしょう」
「もう、、乗り物のスピードも瞬間移動するならレベル10じゃななくて無限よ、、」
「えっ、、、大丈夫なの、、、」
「分身してる様に見えるから、モニター画面で見ずらいかもよ、、」
アバター愛美が乗った、小さくて見えない医療決死号は、愛良のお母さんの鼻から侵入した、喉頭、気管を進み、、気管支の近くに来た、、「愛、、肺に入るよ、まずは右肺、愛、抗体対策と、拒絶反応は大丈夫よね」
「うん、、大丈夫だよ、あと、影響無い様にステルスモードにして、抗体は気がつかなくなるから、、モニター画面の赤い点はステルス癌細胞よ、的確に破壊してね、全てよ、」
「りょ、だよ、、、さあ~、ステルス癌細胞よ全てサヨナラだよ、、レーザーでステルス癌細胞が消えるか確認したら、本番、重力変換リング、無限スタートよ、、、」
アバター愛美は気管支から右肺に入り、肺胞の近くでモニター画面の1個目の赤い点に照準を合わせて、レーザーを放った、最初の赤い点は消滅した、、
「やったー、、、愛、、とりあえず、ステルス癌細胞は、何個ぐらいあるの、、」
「う~ん、、、3千個くらいかな、、」
「えっ、、、1時間で終わらせるのよ、、1秒で、1個消さないといけないじゃない、」
医療決死号は、別の肺胞の近くに来ると、アバター愛美が重力変換リングをレベル無限にした、、、愛は空間モニター画面を見て驚いた、「わあ~、、何これ、、アバター愛美の視線が目まぐるしく変わる、、どういう事」
「愛、、映像は付いて来れないから、位置画面で、私の、青い点とステルス癌細胞の赤い点で確認してね、、アバター愛美の位置はステルスモードでも確認出来るでしょう、」
愛は空間モニターの画面を映像から位置情報画面に変えた、、すると、、「えっ、、どう言う事なの、赤い点は、ステルス癌細胞よね、、なぜ、青い点がいっぱい有るのよ、、アバター愛美の位置情報よね、、」
「もう、スピードが早すぎて分身みたいになったのよ、、これでないと、1時間で癌細胞を全滅出来ないでしょう、、、」
愛美は右肺の癌細胞を全滅させると、、気管支を通じて隣の左肺に移動した、、、
「さてと、、さっきみたいに、左肺も片付けるわよ、、、」、、そう言うと、、もっとスピードを上げて、、ステルス癌細胞を的確に攻撃した、、、
丁度、、1時間を過ぎる頃、、アバター愛美は、、全部の、ステルス癌細胞を破壊した、
「愛、どう、、、ステルス癌細胞の、赤い点は、全て消えたの、、、」
「うん、、、完璧だわ、、CTスキャナースマホの、ステルス癌の、、赤い点は消えたわ、これでもう、再発は無いわね」
「良かったね、、、、」
愛は、ほっとして、、「愛美、、ご苦労様、、戻っておいで、、、」
「はあ~い、、、ウルトラ美少女スーパー、ドクター、アイミーちゃん、、帰還しまーす、、乗り物ちゃん、帰るよ、、」
「はあ~、、また、それなの、、、乗り物ちゃんじゃないし、、医療決死号だけど、、それに、本当に、アイミーはやめて欲しいんだけど、、、愛美、聞いてる、、、」
「聞いてるわよ、、それよりも、愛、、今回は、、結構、体力使ったのよ、、重力変換リング、レベル無限って、、どんだけ体力使うと思っているの、、わかるの、、、」
「はいはい、、あなたが望んだレベル無限でしょう、、満足だよね、、」
「あのね、、攻撃とかで試してみたいの、、どんな破壊力があるか、、、」
「ダメよ、、あんな分身が出来る、破壊神が、無数に現れたら、この地球が、壊滅するわよ、、絶対、ダメだからね、、」
「えー、、、どこで使えば良いのよ、、」
「今みたいな使い方ね、、とりあえず、愛良のお母さんは、、医療成功よ、、、」
「結局、、愛美がいっぱい働いたのに、、誰も誉めてくれないじゃないの、、、」
「私が、誉めてあげるわよ、、愛美、、ご苦労様、、これで良いでしょう、」
「嬉しくない、、愛に誉められたって、、じゃあ、、戻るわよ、、」
アバター愛美が乗った乗り物は、愛良のお母さんの鼻から出てくると、、愛が元の大きさに戻し、、アバター愛美は、球体に戻った
こうして愛達は、、約束を果たした、、、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます