第2話 新人研修“グループホーム『スズランの杜』”
「おはよう」
あまり早起きが得意ではないゼフの襟首を引っ掴んで遅刻ギリギリの時間にオフィスに滑り込んで来たルーヴが肩で息をしているのを見ながら、水のボトルを差し出し「いや助かるわ、そいつ万年遅刻魔だったから」なんて揶揄いと恨み節の中間のような声色でカイが出迎えた。
既にそれぞれの席に全員座っており、ルーヴは内心気まずくなりながら、ゼフを本人の席に投げ捨て自身も定められた席についた。
「はいじゃあ今日の割り振りしますよ。ゼフとルーヴはスズランの杜で10時から作業だ。ルポンはフェアリーブーケ、あのいつものお花屋さんからまたご指名で依頼来てるからミーティング終わり次第すぐ行ってほしい。んでガンクは今日はクラス5の2班が欠員出たらしいから助けてあげて。あとオレは今日は午後から本社にいないから注意して欲しい、半ドンして22〜2で特殊対応するから。緊急時は1班のローズ氏に連絡入れてくれ、以上だ」
業務を淡々と振り分けて、それぞれの顔色なんかを確認しながら「体調不良者や質問等なければこのまま作業に移ってもらいたいが、何かあるか?」とカイが問いかけると、全員がそれぞれなりに問題ないと返答したのでミーティングは5分程度で終了した。
「んねぇ、すずらんのもりって?」
ミーティングを終え、それぞれが移動の準備に移行し始めてる中、指示を受けて荷造りをしながらルーヴが問いかける。
「ああ、グループホームってやつ。まあ、なんだ、老人ホームみたいなトコ」
まさかの返答にルーヴは一瞬言葉を失った。
何でも屋のようなモンだとは聞いていたがまさかこの会社は介護士の派遣までしてるのか!?
「ほんえ!?私、介護士の資格ないぞ?」
「大丈夫大丈夫、介護の資格じゃない範囲でのお仕事だからな」
素っ頓狂な声を聞き、ゼフはタオルを押し付けながら笑って言う。
「むしろ運動会みてーなモンだから、覚悟してついてきてくれよな」
「えー……」
あからさまに肩を落としてルーヴはゼフについていく。
肩を落としているのには原因がいくつかある。
外出時用のカバンに何故か魔力回復用のエナジードリンクが数本入っているのだ。
何故だ。老人のお世話に行くのではないのか。
魔力が過剰に体に溜まった時用の魔力分解水も入っている。そんな事滅多にあることでもないのに。と、いうか。なぜ増やすものと減らすものが同時に存在しているのか。
いや、そういう瞬間がないとも限らないが。
だけれど、ご老人相手にそれらが必要になるとは思いがたくて、そこから導かれる可能性がなんとなく見えはじめて。
出来ることならば予想が当たって欲しくないと思いながらルーヴはゼフの後をついて行った。
スズランの杜は会社からバスで一駅と歩いて20分ほどの場所にある。
街中から離れているため緑が豊かで小高い丘なども見える。老後に過ごすならきっとこんなにいい環境はないんじゃないだろうか、と。白くて美しい平屋建ての大きな施設を見上げながらルーヴは思った。
「キレーな建物ね?」
「んあ、そうだな。まだココ建ってから5年も経ってねぇからだろ」
へえ、なんて曖昧な返事を返し、玄関へ向かうゼフにルーヴが続く。
「こんにちはー、RLCから派遣されてまいりましたー、いつもお世話になっておりますー」
玄関ホールでゼフが元気で大きな声のあいさつをする。
そうしていると中から施設の職員がやってきていつもありがとうだの、今日もよろしくだの、お決まりの台詞のやりとりを始めた。
廊下を進みながらゼフは職員と他愛のない世間話をしながら書類を交わしている。お互い慣れたもんで、はははと朗らかに笑い合いながらも手際よくやり取りしている。
ルーヴは、よくまあ歩きながら出来るもんだと感心しながら前を歩くゼフの後ろを慎ましくついて歩いていた。
ぎらり。
次に自分が同じことをできるように皆のやり取りをよく見ておこうと集中していたが、廊下の行き止まりの少し手前、窓がないが故の深いグレーの空間に何かが光った気がしてはっとした。
「よォく来たな若いのぉ」
目を凝らして灰色の空間を覗っていたら、投げかけられた声と同時に熱風が頬を撫でた。
ジ、と。短く低い音が顔の間近で走り、焦げた臭いが鼻をくすぐる。
は、とした。
火球。火球が頬を撫で髪を焦がし、後方で爆ぜたのだ。
爆ぜた火球がルーヴの背中にぶわあと熱い風を飛ばす。這うようにまとわりつく熱にぞわりと肌が粟立つのを感じ反射的に飛び上がった。
振り向き様に熱源を確認してから慌てて先ほど何かが輝いた方角を見遣る。
ぎい、ぎい、ぎい、と金属が擦れる音がゆっくり近づく。気味の悪い音と共にグレーのグラデーションからぬるりと現れた姿は、
「佐藤さん〜!火球はダメでしょ〜?」
毛髪が自由を求め大地を去ったきらめく頭皮をお持ちのお爺さんだった。
佐藤と呼ばれたそのお爺さんは、先ほどまでゼフと雑談していた筈の施設職員から魔力を吸収されながらやや興奮気味にこちらを見ている。
「ふが、ふが、ふが!」
「ほら〜興奮したら入れ歯外れちゃうんだから〜」
ぎいぎい擦れる金属音は車椅子の音だったようで、佐藤さんは職員に背後を取られ自由を失い、強制的に先ほど輝いていた方角へ舵を切られた事に手を振りながら小さく抵抗している。魔力が吸われる脱力感も垣間見える、弱々しい抵抗だった。
「はぁーい、じゃあお部屋戻ろうね〜。RLCさんあとはいつも通りお願いしますね〜」
「ウース」
もしも人の感情が頭上に現れるならば、ルーヴの頭の上には数多のエクスクラメーションマークとクエスチョンマークが乱舞している筈だ。
何が起きたのかわからず、アドレナリンの分泌によって脈も呼吸も乱れて汗だくなルーヴは、平然としているゼフに、形容し難い、あえて言葉にするのであれば疑惑の眼差しをむけていた。
「ん!?!?ぺ???むぇ??ぽよ?!!?!」
「すげぇウケる。まあまあ、落ち着けよ」
「ンンこれが落ち着いていられるか、おま、ぉお前、じいちゃんが、じーちゃんがいきなり火球ぶっぱなして……!?」
冷や汗でビッチョリになった手のひらで更にビチョビチョの顔を拭いながらルーヴが喚くのを、乾いた笑顔でゼフが見つめる。
「彼ね、佐藤さん。元魔王軍参謀。人間だけど異様な魔力の高さで参謀まで上り詰めたじーちゃん。認知症。認知度3。頭と足以外は至って健康。注意点は“魔力が有り余ってるから定期的に発散、もしくは吸収をする”と“参謀の頃の記憶が強いからあまり刺激しない”だ」
「ハァッ!?!?」
情報の洪水で立っていられなくなったルーヴの口からは短く、それでいて全ての感情が詰まったそれが出た。
「いや、なん?なんなの?ん?」
心の中で言葉にならないと、人間は本当に言葉が出ないようでルーヴはうまく質問ができない。
本当は聞きたいことがごまんとある。
認知症のケアなんてした事がないぞ!
運動会とお前は言ったが運動会では火球は飛んでこないぞ!
元魔王軍参謀ってなんだ!ここ数百年は魔界とトラブルなんて起きてないじゃないか、じゃあこのじーさんはいくつなんだ!?
考えれば考えるほどに言葉が渋滞して口の中で溜まっていく。
目を白黒させながらモゴモゴ言っているルーヴを見て、ゼフは先輩の余裕を滲ませたニヤニヤ笑顔をむけて声高く朗らかに、
「へっへへ……運動会はっじまっるよぉ〜!」
と、ふざけた口調で告げた。
「んんんんやだやだやだやだやだ死んじゃう!!!」
「佐藤さんは序の口よ。ふふ、覚悟しろよ新人」
「ウワーーーーーッ!大人しくニートしてればよかった、労働したいだなんて言うんじゃなかった!」
「もう遅ぇよ、お馬鹿さん。ほほほ、まあまあ、慣れりゃ全力で暴れられて楽しいから、さ」
わーぎゃーと騒ぐルーヴをなだめながら、佐藤さんを見送り、やがて車椅子の音が聞こえなくなった頃、諦めたように肩を落としたルーヴの背中を軽く叩いてゼフは歩き始めた。
___________________________________
「お姉ちゃん、ちょっと、お姉ちゃん」
スズランの杜には複数個の棟と部屋がある。
ご老人方の居宅の棟、みんなでレクリエーションをするレクルームや食堂のある棟、大きな湯船や機械仕掛けの介助器具のついた入浴設備の搭載された浴場など。かなり広くてしっかりしている。
「おーい、聞こえんのかー、お姉ちゃんー」
ゼフとルーヴは居宅の棟とレクルームのある棟の渡り廊下を歩いており
「……もしかして私のことか?」
ルーヴが絶賛ナンパされている。
「おひまかな?」
「ごめぇん、私はいまここで働かせてもらってるんだ。それに、おとこのこなの。ほんとごめんね」
ルーヴは190センチを超える大男であり、髪は長いが声が低い。なかなか女性と間違えることはないだろうが、ここは老人ホーム。
「ええやんけ、おじさんと遊ぼうや……な?」
「……だめなんだよ、すまない。この男が私の事を放っておかないんだ」
おおよそ認知症であろうナンパ師の声かけに対応する後輩の姿に笑いを殺し、けれど澄ました顔をして聞いていたゼフだが、突如として舞台に上がる事になりやや慌てながら「悪いなケンじい、こいつは俺の大事なモンなんだ」などとわざとらしい演技でルーヴの腰を抱きながらナンパ師ケンじいのお誘いを掻い潜ってレクルームに逃げ込んだ。
「だいぶご老人とのやりとりに慣れてきたな」
「おかげさまで……。火球飛んできた時は命が危ないのかと思ったが、不意を突かれただけだと理解できたからな。よく観察してみたら全く予測不可能ってわけじゃなかったからよかったよ」
火球のお出迎えから三時間ほど経った。
ゼフとルーヴは主にレクリエーションルームの担当職員の補佐をしている。
レクリエーションルームでは、のんびり映画を見たり、手先を使った工作をしてみたり、歌を歌ったりと多岐にわたるレクリエーションで余暇活動を皆さんに提供している。
だが、ここスズランの杜はただの老人ホームではない。認知症になった魔術師専門の有料老人ホームなのだ。
レクリエーションの“多岐”の部分に、“魔術師専門”、こいつも深く食い込んでくる。
レクルームは大きな窓があり、そのままテラスへ出れる作りになっている。テラスからの見晴らしは非常によく、かなり遠くの木々まで視界を遮るものがない。施設からその森までの間に人里なんかも無いため非常にのどかで心地が良い。
これにも理由がある。
「RLCさん、テラスに1人お願いします」
「はい、かしこまりました」
ぎこちないながらもきちんと施設員の呼びかけに対応できるようになったルーヴは、指示されたご婦人を連れだってテラスに移動した。
「あたしゃ空飛べんだよ」
「どのくらい飛べんの?」
「雲より高くまだ遠くよ!」
「すごいなイカロス超えじゃん、見せてよ」
ステラさんという名のこのぽっちゃりしたご婦人は浮遊術が大の得意だったと資料に書いてあったな、と思考を巡らせながら、彼女の魔力の発散方法を浮遊術によって発散してもらう事にしたルーヴはステラさんにわからないように、じんわりと重力魔法をかけて程よく浮くようにバランスを取る。
ステラさんは軽い認知症なのである程度のコントロールが出来るらしいが、突然強い力が漏れてしまったりするので本当に雲より高く行かないようにバランスを取る補佐をするというのが、今この時間のルーヴの仕事だ。
彼女の魔力の様子や本人の興奮度合いなどを注意深く観察してこちらの術の加減をする。
レクルームでのレクリエーションの目的は、魔力発散の側面が大きい。
薬なんかで魔力を抑える事はできはする。が、やはり定期的にしっかり放出した方が暴走が起きづらい。そのためにはレクリエーションに力を入れる必要があるが、これが生半可な魔法使いでは務まらない。なぜなら先に述べたように、繊細かつ相手を御せるほどの実力が必要だからである。
そんなエリートなんておいそれと集められるものではなく、人員確保が厳しい(また退職率もそこそこ高い)為、スズランの杜ではRLCの魔術の使える上級クラスの職員を派遣要請しているのだ。
新人とはいえ、RLCでの最上級クラスの課に入社したルーヴには、もちろん簡単では無いができない仕事ではなかった。
先輩であるゼフも同様にその手のコントロールが出来る為、何度もここに派遣されている。
「ゼフさーん、佐藤さんお願いしますー」
「あーい、承知っス」
ゼフはレクルームの中をぐるりと見渡して、出会い頭にルーヴに火球をぶっ飛ばした爺さんを探す。レクルームの端っこの方で折り紙の鶴を量産していたので、ちょっと暴れよーぜ、と声をかけて車椅子を押し、テラスへ向かった。
テラスの端の方では浮遊した女性とルーヴが何やらのどかな会話をしている。それを遠巻きに聞きながらゼフは佐藤さんに向かって「あのでっかい木、俺と佐藤さんとどっちが先に火球当てられるか勝負しようぜ」と持ちかけた。男子たるもの勝負を挑まれて受けぬのは負け犬よ!と佐藤さんは車椅子から立ちあがろうとするので、ゼフがやんわりと座るように宥めてから火球のピッチングが始まった。
どかん、ジュッ!ゴオオ、ボッ!!ジュワー!
佐藤さんが火球を放つ、木まで届かなかった火球が手前の草むらを燃やすので、ゼフが水魔法を操って消火する、を繰り返している。
先に述べた「施設から森までの間に何も無い」理由はこれで、老人がテラスで魔力の発散をする為被害が起きないよう、あたり一体の土地を購入してあるのだ。
ゼフは万が一にも火災が起きないよう気を張って消火にあたる。佐藤さんは魔力が高いため気を付けておかないと本当に森まで届きそうになる。森に辿り着きそうな火球はそっと消さなければならないし、届かなかったものも火力が強いので燃え広がらない様に常に警戒して見守って過ごした。
10分ほど経ったあたりで佐藤さんの火球の勢いが落ちた。
ゼフがそっと佐藤さんを見遣ると、佐藤さんはうとうととし始めており小さく船を漕いでいた。
「あー、佐藤さんやっぱすげぇわ。俺の負けだわ」
「んが?ん?おお、すごかろ?」
「ん!そろそろ寒くなってきたし部屋戻ろっか」
「お…?おう、んー……おう……むにゃ」
びっくりさせない様にやわらかく声をかけて、佐藤さんの反応を見てからゼフが車椅子を押して室内に戻ると、レクルームはぽつぽつと人が減り始めており、どうにもお開きの様子だった。
先ほどステラさんと戯れていたルーヴも今し方戻ってきた様で、少し疲れた様な、それでも小さな達成感を滲ませた顔で「佐藤さん寝ちゃったの?」などと小声でゼフに声をかけた。
「ああ、寝ちまった。魔力尽きたみたいだな」
「へへっ、そりゃなによりで」
「ステラさんは?」
「自室に戻られたよ。今度は編み物するんだってさ」
ゼフは、ふうん、へえ、と軽い返事を返してから、佐藤さんの車椅子を再び押して「佐藤さんを部屋に送ってくる」と笑いながら廊下に消えていった。
ルーヴは慣れた様子の背中を見送ってから、施設の職員を探し出しステラさんの事を申し送って次の作業の指示を仰ぐ。
職員は、レクお疲れ様でした〜だとか、素晴らしい腕前ですね〜などとおだててくれた後に、後はお洗濯を畳んでいただけますか?とルーヴを連れ立ってリネン室に向かった。
すぐ後にゼフにもやってきて、2人でせっせとタオルを畳んでいるうちに任務終了の時間がやってきた。
今日もありがとうございましたから始まる各種手続き(最終的に実行した業務の確認や、本日の派遣料の精算など)をゼフが済ませている最中に、ふいに肩を叩かれルーヴが振り返ると施設の職員がいた。
「あ、どうされました?私に何か不備でも……?」
思わず不安げな声で返したルーヴに、職員は手をこまねいてから内緒話をするモーションをとった。
慌てて屈むと、こしょこしょとした声で「……もし転職したくなったら是非当施設をご検討ください、いつでも歓迎いたしますので」と告げられた。
一瞬固まってしまったが、少し間をおいてから内容を理解して小さく吹き出した。
苦笑いと照れ笑いの混ざった様な表情のルーヴは小さく頷いて立ち上がり、「その際は是非」と小声で返した。
_______________________________
陽が傾いて、少し色づき始めた頃。
ぼーっとした様子でベンチに座るルーヴを横目で見ていたゼフは、同じ様に座ったベンチでぐんと背伸びをして小さくため息をついた。
「きつかった?」
「……疲れたけど、まあ、なんとか」
本当に疲れている声色で返ってきた返事は、やや満足そうな感じもあった。
ゼフは満更じゃない顔をしながら、缶飲料を突きつける様に手渡した。
「これは先輩からのご褒美デース、ありがたく飲みなサーイ」
受け取った缶が何味の飲料なのか確認しながら、ふと思い出した様でルーヴが口を開いた。
「……そういやあさ、あのエナドリとかなんだったの?使わなかったじゃん」
「ああ、あれは過保護な班長がお前の事を慮って「万が一!万が一の為に持っていけ!」って煩かったんだよ。俺ァ最初からいらねぇっつってたんだけど聞かなくてさ。カーチャンかよってな」
「……へえ、優しいのな」
「んー、過保護なんよあいつ」
ははは、なんて曖昧な笑い声で返したけど、ルーヴの胸の中はいろんな気持ちでごちゃ混ぜになり、なんだか伏せ目がちになってしまった。
魔導バスと馬車専用の道路をぼんやりと見つめて、手持ち無沙汰な指が缶をくるくるとゆったり回す。
「……まあ、よく出来ました、だと思うよ。今日」
ブロロロン、ぷしゅーん。がちゃがちゃ。
ゼフの言葉に、何かが口からこぼれそうになったタイミングて魔導バスがバス停に停まった。
ゆったりとした動きでバスに乗り込むゼフに続いて自身も乗り込む。
夕方のラッシュ時なので空いてる席はないから手すりを掴んで、ゆらゆら揺られて。
ポケットの中に突っ込んでる片手で先程の缶を転がしながら窓越しに見る景色が、ルーヴにはとても情緒的に感じた。
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