第34話血毒姫、迷宮に入る

「どうする?勝てる?そもそもとして」


「現状では不可能に近いですわね。核爆弾大量に投下した後に殴り合えばワンチャンでは?」


「普通に生きてそう。てか放射能で戦う私たちが不利になりそうではある」


「集まったか」


私達を集めた人が、その場に現れる




「迷宮行くぞ。武器が足りん」


「突然」


「愛しき人を放置で大丈夫なのですか?」


「大丈夫じゃないよ?でも放置する以外に選択肢無いからさ」


西華、祐、瑠梨の3人は、迷宮に行くぞっと言った者を見つめる




「ア!そうだ名前を言ってなかったね。私は龍桜霧氷。龍桜天満の実の妹だ」


「・・・」


「・・・」


「・・・」


名前を聞いて確信する。なんか面影があると




顔はぶっちゃけ似ていない。髪色すらも違う


ただ、口調と雰囲気が何か似ている。妹と言うことを言われ、それが確信に変わった


「お前の家の血って濃いな」


「えーー?血中濃度は普通だよ」


「血中濃度は薬の量では?」


意味不明なことを言うのもそっくりだ




「で、迷宮に潜るよね」


「・・・」


空気が一瞬にしてひりつく


「潜る」


「私も」


「・・・潜る」


「よーーし!じゃあ一番大きい迷宮に行くよ!ゼロの秘宝を手に入れよう!」




【ゼロの秘宝】


始めるの遺物であり、最初に生まれた遺物


一つの願いを叶えることが出来ると言われる遺物




「行ってらっしゃい!」


「私達3人で?」


「うん!人手足りないからさ!ワンチャン死んでもいい戦力で迷宮に行って来て!」


「・・・拾った遺物は勝手に使っても?」


「この迷宮内で拾った物なら、拾った人が所有者だ。奪ったりはしない」


無表情で霧氷が言う




「私は戦闘員じゃないからね。現状、君達しか迷宮に潜れない。だから任せた」


「死んでもいい、使い捨てなのにか?」


「死んでいいけど使えないとは言って無いでしょ。死んでも許容範囲ってだけ。それ以上でもそれ以下でもないよ」


霧氷から何かの遺物を投げ渡される




「連絡系の遺物。一日一回は連絡して」


「了解。で、迷宮はどこに?」


「ここに」


霧氷が石を手に握ったと思うと、おもむろに石を素手で砕いた




「行ってらっしゃい」


「は?」


「突然!」


「杖が!」


視界が変わり、一切何も見えなくなる




(どこだここ!なんか浮遊力がある!)


なんかあれ?意識が




「ガボ!」


「あ!起きましたわ!」


「大丈夫ですか!血毒姫!」


「西華だ。その名で呼ぶな」


迷宮に入れたみたいだ




水辺に落ちていたらしく。体が水浸しだ


血が使いにくくなるな


「洞窟型、、では無いな。遺跡型か」


「砂岩でしょうか?建材は」


「壊れる様子はないです。魔法の付与もされてない」


各々が勝手に動き、遺跡を調べている




「お前ら、魔物だ」


「戦闘準備ですね」


「杖が弱いけど大丈夫かな?」


戦闘が開始した

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