全く同じなどあり得ない　同じ成功も失敗も　同様あり得ない

だからこそ　それが「僕」の証となる

二度と産まれて来ない　唯一無二の存在であると　詳らかにしてくれる

間違いなく　そう確実に　君は居る

そんな「当たり前」の他に　何を望むだろう

生きてさえいればまた話せるから

その考えを　つまりは想いを　僕はまだ捨てられずにいる

くだらないのは人生で　つまらないのは世界で

こんな「言わずもがな」から　早早におさらばするのも悪くない

首をくくろうか　手首を切ろうか　明日にしようか

どうせまた　君の顔が浮かぶ

いつしか僕は　「一度きりの人生」より　「一人しか居ない君」に　身を委ねていた

その絶対的信頼を注ぐに値する　何より貴（たっと）い存在

そんな「君」を　形作ったすべての物事　あらゆる過去現在未来に　僕は敬意を表したい

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