思い出は印象である。記憶は事実である。自分の記憶も思い出も、本物だとどうやって証明するのだろうか。あなたが覚えている「あの日」は、本当にその通りだったのだろうか。人は見たいものを見る。なら、見たくなかったものはどこへ消え、いつ現れるのか。その瞬間をあなたも目撃することになる。【レビューコンテスト応募】
キャンプ場で、埋められていたインスタントカメラが発見された。持ち主である主人公は、警察に出頭し、十二年前に起きた少女の失踪事件について語る……。本作で語られる「思い出」は決して甘いものではない。とても恐ろしいものだ。だが読み進めて判明するのは、本当の恐ろしさは別にあったということで……?巧みな構成の短編ミステリー。読めば、きっと騙されます。
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