シューニャ 詰まる所の漏れ出た空の残像
言葉として記すと美しさ消える、
そう思った時点で感情は薄れゆく、一時のすばらしさ、それを伝えたいが
その時点で濁って澱んでしまい、正しくは伝えらない
・・・人が嫌いだ
何を考えているか分からない、
吠えば何か分かるか・・・いや、そんな事ない、分かっている
人間には言葉というものがあるが、それを正しく伝える事はできない、
もどかしい
形はあるが不定形なもの、そんなもの奴が言う事は正直信用できない、
全ては畜生なのだ、ここで記す私もそして、これを読むあなたも・・・
それでも、出会ったのなら、気軽に・・・軽く、戯言と思って貰いたい
さてと・・・始めよう
これは忘備録であり、日記だ
それでも、何故、此処に記すのか・・・
・・・それは伝えたいからだ
ただ、一時、それを伝えるのに考えなくてはならない
考えるのか・・・嫌な気持ちになる
突然の吐き気を飲み顔を見上げる
其処にはそれを思い浮んだ光景、想像以上の光景があった
何も、誰も居ない、例えいたとしても、当たり前の光景
「いい物のあれば悪い物のある」
ふと、白紙のキャンパスを創造する
そして、再び見る
「全てが芸術だ」
そう思った
辺りを見る
涙が零れた
拭うがそれさえ不必要なものだ、
濁る視界の先、零れる何を見よう
これが現実であり、世界なのだ・・・
そう、想いつつ、顔を拭った
そして、拭った袖を見る
そこにはなにも無かった
「・・・だろうな」
そう呟いて、俺は歩く
「・・・勘定の清算はした、なぁ、運命の女神さんよ:
見上げる視界の先には神は居ない
そもそも、期待なんてしてない
それでも言いたかった。聞えなくても・・・
小さくともいい。
それでも言いたかったんだ
「それで・・・・}
会話になっていないのは分かる。でもそれを言いたかったのだ
その時の俺は誰にも見せたくはない
一瞬の時、刹那の間」
変わっていた
俺は微笑んでいた
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