第108話 起死は回生の始まり
「──ヒトという生き物は愛に支配されている」
「愛ゆえに欲し」
「愛ゆえに食し」
「愛ゆえに奪い」
「愛ゆえに憤り」
「愛ゆえに惰り」
「愛ゆえに妬み」
「そして、愛ゆえに傲る」
「我輩はな、この世が愛を中心に回っていると考えている」
「愛こそが絶対の価値であり、愛される者にこそ絶対の価値がある」
「愛される力──それは“魅力”と呼ぶ」
「ゆえに、我輩には絶対不変の価値がある」
「この世界の寵愛を一身に受けている」
「分かるか?」
「つまりは、貴様らには端から勝ち目などないという意味だ」
「はぁ……はぁ……!」
「はっ……はっ……!」
膝を突き、息を切らす二人の騎士。
ベルゴとハハイヤ。人類種としては上澄みも上澄みである彼らだが、今も尚サタナキアを円卓より一歩も動かせずに居た。
「よもやこれほどとは……!」
「これが、六魔柱……!」
──ネビロスなどとは比べ物にもならない。
ネビロスと相まみえた時は、まだ勝機を見いだせた。
しかし、目の前の悪魔──否、大悪魔は違う。違い過ぎた。
(罪度Ⅰでこれか……!)
ペッと血が混ざった唾をベルゴは吐き捨てる。
牛と熊が混ざった獣人のような姿こそ、ベルゴの罪なる姿──罪度Ⅲだ。ハハイヤも同様に、罪化の極致たる罪度Ⅲを解放していた。
だのにだ。
サタナキアの肉体は依然人型のまま。
腕を触腕のように変形させたり発現させた魚鱗で防御したりしてはいるものの、全体的人型のシルエットを崩すような真似は取っていなかった。
それが侮りか拘りかは分からない。
ただ確かなのは、それでも尚、勝機を見出せぬほど戦況が圧倒的不利であること。
「ハハイヤ殿、もう一度仕掛けるぞ」
「ああ……挟撃する!」
「行くぞッ!」
足並み揃え、飛天で肉迫。
余りの脚力に足元は砕け、白亜の石床には蜘蛛の巣状の罅が広がる。
瞬きより短い時間で、二人はサタナキアの両側へと立った。
「
「〈
「〈
「〈
ベルゴは聖霊より放たれる斬撃を。
ハハイヤは初撃に見舞った斬撃を。
今日が初めての共闘とは思えぬ阿吽の呼吸を以て、建物全体が震えるような振動を生む一撃を、サタナキアへと叩き込んだ。
「──ふむ、悪くはない」
「ッ……おのれ!」
「これでも……!?」
「だが、それはもう我輩には通用しない」
憮然と言い放つサタナキア。
次の瞬間、二人の斬撃を受け止めていた鱗肌の腕は、大気を揺るがす大音響を轟かせながら振り上げられた。
初速から全速力。これには流石の二人も押し返す間もなく弾かれ、互いに左右の壁へと叩きつけられた。
「ぐぅ……!?」
「かは……!」
「どうした、これで終わりとは言うまいな? 我輩はまだ満ち足りておらんぞ」
綽然と佇むサタナキアは、クツクツと喉を鳴らしながら両側を見遣る。
音速で振り抜かれた腕に弾き飛ばされた二人は未だ立つこともままならぬ様子だ。剣を杖にして立ち上がろうとはするものの、激しく頭を揺さぶられたのだろう。フラフラと左右に揺れる膝は酷く覚束ない。
はぁ……、とサタナキアからは落胆の息が漏れる。
「所詮はその程度か。これではまだ〈怠惰〉一人の方がまだ愉しめたぞ」
「〈怠惰〉、だと……?」
「? ……ああ、貴様も〈怠惰〉であったな。いやあ、余りにも力の差があり過ぎて同じ〈大罪〉とは思えなんだ。我輩が言っているのは〈怠惰のレイエル〉の方だ」
「貴様ッ……まさか!」
途端に怒りに燃え上がるベルゴ。
しかしながら、それは自分を侮辱されたからではない。
「貴様もレイを……!?」
「ククッ、流石は聖騎士と謳われた男。我が配下に加えるに値する駒ではあったのだが……その前に自滅されてはな。仕方なくネビロスに譲ってやったよ」
「おのれぇ……!」
「待て! ベルゴ殿!」
激情に駆られるがまま立ち上がるベルゴに、ハハイヤが待ったを掛けた。
「無策で突っ込んで勝てる相手ではない!」
「分かっている……分かってはいるが!」
「互いに冷静になるべきだ。そして、認めねばならん」
誠に……誠に業腹ではあるが、
「こいつは──〈
今まで戦ってきた魔物や悪魔が雑魚に思えるほど。
それくらいサタナキアの強さは常軌を逸していた。
攻撃力、防御力、再生力。
単純な魔力量であっても、目測では騎士団長二人分を優に上回っている。
全てが次元を超えている。
でなければ、罪度Ⅲに到達した騎士団長二人相手に、罪度Ⅰで圧倒するなどできやしない。
まざまざと見せつけられる彼我の差。
その天と地ほども違う実力差は、確かに彼が慢心するに十分なものであると理解できた。
「ッ……」
「見ているだけか? まあ、我輩を拝謁する愚者を観察するのも悪くはない。我輩という存在の価値を理解し、目の色を変えて怯えるまでの変遷なら尚の事」
「くっ……!」
迂闊に手を出せずたたらを踏んでいると、サタナキアがこちらを煽り出す。
いや、彼には煽っている自覚はないのだろう。ただの一挙手一投足、そして口から零れる言葉の全てが他者を見下しているものであるだけで。
自分が至高なのは当然。
それ故に、自然と吐き出す言葉は侮蔑ばかりとなる。
(ッ……)
ハハイヤは徐に外を見遣る。
警鐘が鳴ってからまだ一刻と経っていない空は晴れ渡っている。差し込む日光を背中の翼──無数に生え並ぶ葉が浴びることで、傷を癒すだけの再生力は賄えるだろう。
だからと言って芳しい状況とは口が裂けても言えない。
現状、戦いの流れは確実にサタナキア側に流れている。奴の宣言通り、一歩も動くことなくこちらの攻撃を完璧にいなしていることが何よりの証拠だ。
(やはり、この状況を打破するには……)
「──くぅ!?」
「!」
ハハイヤがある考えに見切りをつけた時だ。
苦悶の声と共に、硬い石壁に叩きつけられる人影が視界を横切った。
「ア──無事ですかッ!?」
「ちぇあァ!」
ハハイヤが呼びかけるのも束の間、巻き上がる土煙を突き破るアス。
尾てい骨辺りから生えたモコモコした尻尾──綿毛を生やし、衝撃を吸収することで致命傷を免れたのだろう。
そのまま彼は自分を吹き飛ばした相手目掛け、強烈な飛び蹴りを見舞った。
鈍い打撃音が鳴り響く。
ミシミシと木の繊維が引き千切れるような音だ。肉や骨が弾ける音とは違った耳障りである。
だがしかし、
「──ッ!」
「っとと!?」
決定打にはならず。
兎の脚を流用した脚力で見舞った飛び蹴りであったが、全身を蔦の鎧で覆うリオに対しては、体表の蔦をいくらか踏み潰すだけに終わった。
それどころかお返しにと言わんばかりに、リオの瘤から反撃が放たれる。
最初のように花粉ではなく樹液だった。しかしながら、到底虫が舐められるような代物ではない。
「っぶない!」
跳ねるように樹液を回避するアス。
一拍遅れて床に着弾した樹液はジュワアア、と得体の知れぬガスを発生させながら、あろうことか頑丈な石を溶解したではないか。
あれがもし仮に生身に当たれば──。
ぞっとしない話だ。
そう身震いしていたのも初めの頃だけ。
「てええいッ!」
溶解液の雨を潜り抜け、果敢にもリオへと肉迫するアス。
次の瞬間には懐へと入り込んだ彼は、まず自分を狙って振り下ろされようとする触腕を蹴り上げる。
「くぅ……!?」
「はああああ!!」
そこから次ぐ打撃、打撃、打撃──。
反撃する隙を与えぬ猛烈な拳撃と蹴撃の嵐は、リオを防戦一方へと追いやっていく。たとえ彼女がいかに凶悪な攻撃を繰り出せたとしても、そもそも攻撃させなければやられることはない。
聖女の実力と魅了を前に、それを為し得る存在がどれほどいるだろうか。
しかし、アスには出来た。
〈色欲〉──七つある〈大罪〉の内、最も肉体強化に長けた〈罪〉。それが木人族の再生能力と掛け合わされれば、一瞬にして肉体を再生・改造できる生粋の戦士が誕生する。
アスはただの
肉体を強化する〈罪〉に、肉体で戦う職業──まさに天職であった。
それ故に戦闘力は折り紙付き。
「く、うぅううぅ──!?」
聖女は実戦経験に乏しい。
それを踏まえた上でも“天才”と称されたリオを圧倒する体術は目を見張るものがあった。……いや、少し違うかもしれない。
「目をッ、覚ましてッ、くださぁあああああいッ!!」
魂から絞り出したかのような凄絶な気魄。
聖女リオを圧倒する正体は、まさにそれだった。
「あ、あなたはッ……ぐっ!?」
辛うじて猛攻を凌いでいたリオだが、不意に守りが解かれた。
彼女は“天才”とは呼ばれるが、それはあくまで魔法方面での話。ゼロ距離での肉弾戦は、護身程度の知識はあっても経験が皆無だった。
つまり、懐に入られた時点で彼女は無力。
必死に編み出した蔦を絡ませた盾も、絶え間ない猛攻の衝撃を殺すのに手一杯で、だんだん表面を削られていることに気づかなかった。
蔦は千切れ、直後にリオは反動で両腕を広げてしまう。
「しまっ──」
「手荒な真似、ご容赦を!」
タンッ、と最小限の力で跳躍。
するとアスは片方の脚から根を伸ばし、それをリオの上半身へと巻き付けた。
何をされるのかと瞠目するリオ。
刹那、彼女の頭部を激烈な衝撃が襲い掛かった。
「ッッッ──!?」
蹴り。
空中で繰り出す以上避けられぬ威力の減衰を考慮し、体を固定した上で繰り出す痛烈な一撃だった。
常人であれば頭蓋骨が陥没するどころか、粉砕して脳漿がぶちまけられるか、あるいはそもそも威力に耐え兼ねて首が千切れるか──それほどまでの破壊力だった。
「ッ~~~、……のぉ!!」
だが、それでも尚。
失神する寸前、白目を剥いて崩れ落ちかけたリオは、何かに引き戻されるかのように覚醒して反撃に出る。
噴火。
そう形容する他ない、瘤からの溶解液の噴出。
巻き付いている相手どころか自分さえ厭わぬ反撃を前に、これにはアスも動揺を隠せぬまま、真面に樹液を浴びてしまう。
「お二方ッ!」
自傷する主人を目の前にして平静で居られるはずもなく、悲鳴のような声でハハイヤは呼びかけた。
「ッ、痛ぅー……!」
「はぁ……はぁ……!」
石床が溶けて発生する白い煙の中より、人影が飛び出てくる。
片や、ドロドロに溶けた脚を引き摺るアス。
片や、同様に背中側が溶けて苦しむリオだ。
どちらも見るに堪えない痛々しい姿である。もしも罪化していなければ、すぐにでも駆け付けて治療せねばならぬ重傷だ。
それ自体は木人族由来の再生能力で何とかできるだろうが、痛みまで誤魔化せる訳ではない。
「もういいのです。もうおやめください、リオ様ッ……!」
ハハイヤは泣き縋るように懇願する。
聖女リオはただの少女だ。その一面を知っているからこそ、ああして自傷を厭わず戦う姿を見ていることができない。
「これ以上、御身を傷つけることは──!!」
「フム、飽きたな」
「──は?」
耳を疑った。
信じ難い言葉に。
「き、さま……今なんと……!?」
「冗長なのは好かんぞ、リオ」
声を震わせるハハイヤを無視し、サタナキアは冷徹な視線をリオへと浴びせる。
するや、瞬く間に蔦の兜の奥に佇んでいた聖女の瞳があからさまに動揺した。
「も、申し訳ございませんサタナキア様! どうかお許しを……!」
「安心しろ、我輩は寛大だ。すぐにでもその
「は……はい!」
サタナキアの催促に目の色を変えるリオ。
先程とは比べ物にならぬほどの鬼気だ。強迫観念に迫られた聖女は、自らの肉体が軋む音を奏でるほど蔦の成長を促進させる。
「リオ様……! おやめください、それ以上はッ!」
「わたしは──わたしは、サタナキア様の御心のままに!」
その叫びは、まるで悲鳴のようだった。
ハハイヤが制止する間もなく、再び背中の瘤から溶解液が噴き上がる。
今度は最初とは違う。避ける隙間も与えぬ、天を覆して降る豪雨のような密度の攻撃。
「うっ……!?」
当然、アスも回避しようとは試みる──試みるが、しかし。
再生が間に合わなかった脚では、十分な脚力を発揮することはままならない。避ける間もなく死の雨はアスの全身を叩きつけた。
「──〈色欲〉の最期も他愛ないな」
焼けるような音色に耳を傾け、サタナキアはほくそ笑んだ。
〈
それを理解していたからこそ、サタナキアもリオに命令したのである。
(尤も、リオ程度に苦戦するようでは加勢したところで……な)
すでに口の中には美酒の味が広がっていた。
揺るがぬ勝利の確信に、味覚がそう思い込ませているのだ。思わずサタナキアは舌なめずりし、存在しない美酒を最後の一滴まで堪能してみせる。
「ククッ……これで二対二になったな。数の上では互角だが……いや、数では我が軍が圧倒的に優勢か。何せ騎士団の半数が我が手に堕ちているのだからな」
「……」
「このままでは余興にもならんな。どうだ? 我輩の靴を舐めるのなら勝負は後回しにしてやってもいい。その代わり先に己が聖女を手に掛けてもらうことにはなるが……」
「……」
「……無視とは無礼な奴だ。我輩が喋りかけてやっているのだ。この名誉、全身で拝聴して表現してみせよ」
「──来た」
「なに?」
ハハイヤがポツリと漏らした呟き。
聞き逃さなかったサタナキアではあるが、一体何を指した言葉であるのかいまいち理解できず、訝しむように聞き返す。
「何が来たのだ? 言ってみせよ」
「……ふ、ふふふっ」
「……貴様」
答えは返らず。
それどころかハハイヤは肩を震わせて笑っている。
──恐怖で気をヤったか?
──いや、違うな。
眼前の騎士が纏う空気は絶望した者のそれではない。
むしろ、喜んでいた。“何か”の到来を察して。
「……不愉快だな」
味わわされる疎外感に嫌悪を露わにするサタナキアは、両腕を広げて頭上に魔法の槍を生み出す。
ザッと数えて数十から数百。
たった一瞬で生み出したのしては余りにも魔力密度と殺意の高い代物。サタナキアの意思の顕れである刃の葬列はその矛先をハハイヤへと集中させていた。
「言ってみよ。何を企んでいる?」
「そうか……まだ理解できていないか。大口を叩いていたくせに、案外大した奴でもないらしいな」
「なんだと……?」
安い挑発だ。
されど、王たる自分を挑発した罪は重い。
沸々と、眼前の人間を許せぬ怒りがサタナキアの中で沸き上がっていた。
「……なるほど、理解した。どうも貴様は命を賭しても我輩に一矢報いたいらしいな」
「ほう。そう受け取ったか」
「そうだろう? 何故なら貴様らはいくら束になって掛かってこようと、我輩には──」
──その時だった。
「ぐっ──!?」
「リオ?」
突如、リオが苦しみ始める。
いや、それだけではない。
(〈色欲〉が──消えただと?)
溶解液を浴びて死んだはずのアスの肉体が。
跡形も……肉片や骨片の一かけらも残さず完全に消失したのだ。いかに溶解液を浴びようとそんなことがあるはずもない。
「まさか……、──っ!?」
足元が、地面が。
否──世界が、俄かに輝き始めた。
「この光は──!?」
「──希望の光だよ」
悪魔の笑みが、崩れた。
騎士は、立ち上がった。
***
そこは暗い地下空間だった。
松明かランタンでも持参しない限り光源が存在しない場所。しかし、耳を澄ませずとも暗闇のあちこちから水の流れる音が反響して聞こえてくる。
そう、ここは地下水路だ。
時折棲み付いたネズミが駆け回る足音と水音以外は聞こえてこない。
「ふぅー……」
そんな中、壁掛け松明に横顔を照らされる少女が一人、地下水路にポツンと佇んでいた。
彼女の目の前には一本の棍がある。
硬い石畳に突き刺さり、あろうことか持ち上げて広がる根っこは、壁を伝って天井まで届いているではないか。
光の届く範囲だけでも全てに。
見えていない範囲であっても──否。
少なくとも大聖堂地下の水路全域に張り巡らされているはずだ。
「……告解する」
かび臭い地下水路にて、緊張を解く深呼吸を終えた少女が棍に手を掛けた。
気分は聖剣を抜く勇者のそれ。
だが今は抜く為に柄を握り締めた訳ではない。
「私の〈
俄かに少女の姿が変貌する。
暗い地下水路に似つかわしい魚人のような姿へだ。元の愛らしさを残しつつも、どこか妖しい魔力が彼女の全身を覆っている。
「私は──〈
完全変貌を遂げた少女を前に、地下水路に張り巡らされた根が輝き出す。
あれは魔力の光。〈嫉妬〉を宿した少女より注がれる膨大な魔力が、根に通る水管染みた魔力回路を通ることで生み出される幻想的な光景であった。
光は広がる。広がり続ける。
注ぎ続けてどれほどの時間が経っただろう。
いつの間にか少女の頬には大粒の汗が伝っていた。呼吸も荒く、必死に肩で息をしているのが見て取れる。
「っ……、よし!」
次の瞬間、少女は頭上を見上げた。
天上に張り巡らされた根は、先程より燦然たる光を放っている。全ての根の先端にまで魔力が行き届いた証拠だ。
「いっけぇーーーっ!!」
少女──アータンは吼える。
その直後の出来事だった。
大聖堂全体が──騎士と悪魔が争う戦場の地面に、不可思議な紋様が描かれたのは。
斯くして──聖域は成った。
***
ダンッ、と。
会談の間の外──通路の最奥より、白い人影が現れた。
淡く光り輝く通路に立つ人影はゆらりと揺れ。
そして次の瞬間、サタナキアの眼前に現れた。
「なっ──」
意表を突く肉迫。
完全に虚を衝かれたサタナキアは、スローになる世界で確かに目にした。
(此奴はリオが殺した……)
しかし、死体はつい先程消えた。
「〈色よ゛ッ゛──!!!」
現れたるは偽物の本物。
分身が消えた今、己が使命を果たした〈色欲〉が現れた。
そして、打ち倒すべき悪魔を──蹴りつけたのだ!
「ぐぅう゛ッ──!!?」
「サァタァナァキィアァ゛ーーーーーッ!!!」
悪魔はまんまと蹴り飛ばされる。
ここにお前の居場所はないと。
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