第7話 始まり

 さて、陽向を救出するのはわかったんだけど、何から始めればいいのやら、、、

「大体、警察がうごいてない事件をなぜ小学生の私がやらなきゃいけないの!?もっとこっちのことも考えてよね!まあ、引き受けたのは事実だけどさ!」

心の中の愚痴を声に出しながら家に帰った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

土曜日。

「う〜ん、、、助けるなら今からにでもいかないと陽向の親に◯されそうだけど、とりあえず今どこにいるかがわからんとねえ、、、陽向と関係ありそうな友達にひなたゔぁ夏休み何してたか確かなことだけ聞いてまわろうかな、、、」

情報があることを願って家をでた。

結果。

△△さん

「う〜ん、土曜日に一緒にプールに行っただけだと思うよ。市民プール。」

〇〇さん

「ちょくちょく一緒に陽向の家でゲームをしてたけど、いつかは覚えてないなあ、」

□□さん

「一緒に宿題はしてたときがあったよ。」

三人聞いたけどいい情報がなさすぎる。絶望的かもしれんぞ。

「助けられた助けられなかったの前にわからなかったもあるな、このままじゃ」

いや~な気持ちを持ちながら家に帰ることにした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

一目惚れした片思いの彼が誘拐されました なゆあ @20120406

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ