夢、夢、絆、女～、夢、夢、絆、女～、夢、夢、絆、夢、夢、絆、夢、夢、絆、女～、女の夢を～追い求め～私女だ～顔上げる～

今日は週に１回の夜ミーティング。

女子の絆人である紗由美ちゃんが新しい生堂歌を作ってきたというのでお披露目をしている。

ちなみに本来の演歌調の生堂歌とは違い、紗由美ちゃんが作ってきたのは渋谷系ミュージックバージョンというものらしい。

演奏中ほとんどの絆人はこっちの方が良い、と小声で言っていたが拳田さんだけは少し納得しがたい顔をしながら聞いていた。

夢、夢、絆～、夢、夢、絆～、夢～夢～絆～女～

歌い終わった紗由美ちゃん。

「どうだった、新村さん」

感想を聞いてきたのでとても良かったと答えた私。

実は私も演歌調の生堂歌の方が好きだったりしたのは内緒だった。

引き出し屋という仕事。

賛否はあると思う。

必要としている人もいると思うし、否定している人もいると思う。

引きこもりは悪くなく、親、学校、会社、社会が悪い。

そんなふうに思い始めていたがはたしてそうだろうか。

私は答えが出なかった。

最後に次のお話を載せてこの物語を終えようと思う。

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