第14話ドミニクス・レクサ②

「ただいまー!おーいドミニクスー?また書庫か?おーい。寝てるな…起きろー!はぁ…仕方ない子だな。風邪引くぞ、毛布ぐらい掛けて寝なさい」

「んっ…ふわぁぁっ…朝?なんだーただの夢か……じゃなくて学校行かないと!」

六年前の夢かなぁ…昔はこんなクソガキだったんだなぁ俺ってなんか悲しい。

「行ってきまーす!」

「ご飯はー!?」

「要らない!」

「えぇーせっかく作ったのに…」

「帰ったら食べるよ」

間に合うかな、学校…後5分、家から近くて良かった。

「おはようー!ドミニクス君」

「ん、おはよう、眠…」

「もしかして寝てない?」

「昨日徹夜して勉強してたから眠いんだ…」

「無理しないでね!?」

「無理はしないよ、首席なりたいし」

「流石だねードミニクス君は」

「どうも、ホームルームまで仮眠取る、おやすみ」

昨日は寝れば良かったなぁ…今日テストだし。

「起きろードミニクス、ホームルームですよー」

早くない?まだ全然寝てないんだけど

「早くない?5分も寝てないような気がするんだけど」

「お前なぁホームルーム始まる3分前に来てるくせに何言っちゃてんの?」

そうだった忘れてた、寝坊したんだった。

「そうだったね、てっきり忘れてたよ、ありがとう起こしてくれて」

「一つ借りな?」

これだけでかよ…

『3時間後』

疲れたぁ…授業ゴミだったなぁ…昼飯、昼飯。

「やっべ、弁当持って来るの忘れてた、悪いレフィ購買行ってパン買ってくるわ。」

あーお腹すいたなぁ、早く買ってから戻って食べよう。

「おい待てよドミニクス。」

うげっまたこいつらかよ

「なんの用ですか先輩、早く飯食いたいんすけど」

何食べようかな、昨日パン食べたし…米にしようかな。

「なんの用ですか?じゃねぇよ!この前の借りを返しに来たんだよ」

「この前の借り?あぁ、先輩から襲いかかって来て、ボコボコにされて帰ってったやつですね!」

そんな事もあったな、こんなやつこの国にいらないなぁ、まぁいいか今回も追い返そ。

「面倒くさいんで早く帰ってくださいね!"」

あ、やべ投げ飛ばしすぎた、力加減ミスったー。まぁ良いやパン食べよ。

「んじゃさいなら。一つアドバイスしておきますと、王族に喧嘩売らないほうがいいですよ。殺されるかもしれないんで。」

これで次から来ないだろ。馬鹿でもこんなこと言われたら襲いか買ってこないだろう。

「ごめんごめん絡まれてて遅くなった、あっまだ食べてなかったんだ先食べてて良かったのに」

「待っててやったんだから一つ借りな?」

「お前それ言いたいだけだろ!」

「あっ、バレた?」

『4時間後』

「やっと終わった…じゃあ俺は先に帰るわ、じゃあな…ただいま」

やっと着いたー5分だけど遠く感じる。じゃあ勉強しよう。

「勉強するから、部屋入ってこないでね」

高校生活って疲れるなぁ…早く大人なりたい。






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