切なく、主人公の優しく少し臆病な人柄が伺える掌編

最終的には言葉を交わしきれなかった主人公だけど、その胸の中には想う気持ちがいっぱい入っていて、切ないながらにどこか温かい気持ちになりました。

秘められたままの憧れ、ためらい、ある種の郷愁……明かされないことが美しいお話です。

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