弐拾肆
商店街で絶叫が轟く。
女性が金切り声を上げながら何かから逃げる様に走り回る。
すると、同様の奇行に走る者が一人、また一人と増え始めた。
得体の知れない恐怖と焦燥は伝播し、その場にいた殆どの人間がパニックを起こした。
プロを雇った甲斐がある。
どうやら僕の卒論は良い出来になりそうだ。
『集団ヒステリーの発生可能範囲と当該状況下での行動倫理の多様性』
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