『スーパー家政婦ハル』、めちゃくちゃ良かったです。最初は「よくできた便利ロボ」くらいにしか思ってなかったハルが、気づけば主人公にとって一番そばにいてくれる存在になってて、その関係がすごく自然で、でもどこか切なくて。アンドロイド相手に感情移入するなんて思わなかったけど、読み終わる頃には完全にハルのこと好きになってました。ラストは正直びっくりしたし、ちょっと鳥肌立った。まさかそんな展開になるとは…。でも、世界がどうなっても、たった一人の大事な人を守り続けるっていうハルの姿がすごく胸に刺さりました。静かな感動と、じわっとくる余韻がたまらない一作でした。
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