概要
白い空から降る雨は、無色で透明。
僕たちは寂れたビルの屋上で、飽きることもなく空を見ていた。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!大粒の涙が出ました。守るべき存在と雨
久しぶりに小説で涙が流れてしまいました。
雨には色がないから嫌、
いつも見えている優しい光景がないから、悲しくて嫌だという「キミ」
そんな「キミ」とただ寂れた屋上で時を過ごしながら、傘を指して今は見えない夕陽が光るはずの景色を眺めている二人。
そっと背からその友人を包んであげる主人公。
心配そうに眺めながら、雨が嫌だと言う言葉をワガママだと考えている。
ただ一緒に居てあげながら、ただ全てを受け止めようと待ってあげながら、そこに太陽の光が指して、その表情がそっと花やぐ。
景色が色を取り戻すのを後姿からそっと見守っている。
守ってあげたい、全てを受け止めてあげたくてただじっと見守って、その心に晴…続きを読む