【狂愛】ボツ作品【魔法のiらんど】
【1】
彼の狂愛
私のすべては
彼のものだった――
気付けばスマホすら奪われていた。私は親や弟とも連絡を取ることができなくなっていた。不審に思い親は彼に連絡をしたようだったが、彼は上手く対応した。時々アパートの様子を伺う親であったが、彼の巧みの話術に玄関先で引き返すのであった。
【2】
スマホも何も預けた
外との繋がりは途絶えた
私はあなたのいいなり
あなたが右向けと言えば
右を向くわ
なにもかもあなたのための存在
私が生きる意味はあなたしかない
あなたの帰宅する時間には
美味しい料理を作って待つ
お風呂もためておく
あなたの命令には絶対服従する
それが私
「ただいま」
「お帰りなさい、あなた」
【3】
彼氏side
お前は俺のもんだ
その男はなんだ?
お前の友だちか?
彼氏?
冗談じゃねえ
お前の彼氏は俺だ
いいか、よく聞け
今すぐその男と別れろ
あ? 無理?
じゃあ俺が話しを付けてくる
彼女side
あんた正気なの?
殴っちゃ何も解決しないでしょ?
ケンカっぱやいところ
そういうところが嫌なのよ
彼氏逃げちゃったじゃない
どうしてくれるの?
ん?
代わり?
あんたは代わりじゃないわよ
彼氏side
一生お前を大切にする
そう決めてんだ
それは揺るがない
だから他の男なんかつくんなよ
俺がいるじゃん
お前は俺だけ見てればいい
何も考えんな
何があってもお前を守り抜く
俺にはその覚悟ってもんがあんだ
//////////
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
m(_ _)m
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