【微エロコメディ】玉転がし


 一年A組の教室でキョウコとレイカは話をしていた……。


「レイカちゃんはお嬢様だから玉転がしなんかしないよね?」

「はい?! たまころがし?!」


 (たま、タマ、玉……、玉転がし……。男性の……下品ですわ)


「そんな下品なことできるわけ無いじゃないの」

「え? 全然下品じゃないよ。玉を掴んでポイって転がすの」

「玉を掴んで転がす?! そんなことできる……の?」

「あったりまえだよ。そして棒を全て倒すとストライク」


 (男性の……棒……、下品ですわ)


「い、痛くないのかしら?」

「え? 確かに玉はかなり重いからなあ。当たったら痛いよ」

「玉が重い?!」


 (男性って力持ちなのね。重い玉をぶら下げて……)


「レイカちゃん、今度、玉転がしに連れて行ってあげるよ」

「い、いやよ」

「学年一のイケメン沢田も来るよ」

「そ、その沢田君も玉転がしをするの?」

「もちろんだよ。沢田、一人で自分のマイボールで練習してるんだって」

「マイボール?!」


 (さ、さすがだわ……)


「どお? レイカちゃんも来る? 女の子が足りないんだよ」

「女の子……。そういえば、女の子は玉どうするのかしら?」

「え? もちろん借りるんだよ」

「か、借りる?! もしかして、さ、沢田君に?! もう片方のマイボール?!」

「もー違うよ。お店で並んでる玉を選ぶの。レイカちゃん、重い玉は転がせないでしょ?」

「玉が並んでる?!」


 (す、凄いわ……。なんというお店なの……)


「男性も女性も楽しめる遊びだよ。レイカちゃんも行こう?」

「卑猥ね……」

「そうかな? 行ってみたら分かるよ。玉転がし、楽しいよ。男性はみんな凄く興奮するし」

「こ、興奮?! 玉を転がされて興奮?!」


 (わ、私には無理だわ……)


「どお?」

「また今度にするわ……」

「そっかあ、残念」


 レイカがキョウコの話した玉転がしをと理解したのは、しばらく後だった……。



//////////

んーもう少し完成度を上げて読者を笑わせたい……けれど、

どうでしょうか?

楽しんでいただけたでしょうか?

もしよろしければ応援、お願いします。

では。



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