【番外編その3完結】取り壊し反対！偉そうだけど本当は優しい魔法の家が住人を離さないために奮闘するお話

異世界召喚された素敵なお家になぜか目覚めた自我。「なんで喋れるの？」神ですら不思議に思ったその状況でも家はマイペースに突き進む。しかし悲しいことに家は家。強欲な商人が言います「空き家のままなら解体します」焦って家主を探す家。自分に相応しい覇気、魔力、権力、財力を持った人はいないか。「くそっ、洗脳できたら楽なのに！？」しかし、内見に訪れたのは素敵なお家には似合わない普通の人。勢いで無理やり買わせたところから突然始まる剣と魔法の物語。購入者の運命やいかに！？「ありがとう……家さん」

KAC2024 第2回お題「住宅の内見」で書いたところから開始した長編小説です。