描写がリアルで、だんだん不気味になってきて読んでる間ずっとゾワゾワする短編ホラー。短いのに怖さが残る、日本の怪談らしい雰囲気。ホラー好きなら絶対おすすめ!
個人的に、冒頭の雰囲気は、森鷗外の名作中の名作「百物語」に通じる無機質感・薄気味悪さをおぼえた(褒めすぎかな?)。 全体の雰囲気、イメージは、これまた、まんが日本昔ばなしの名作中の名作「夜中のお…続きを読む
文体の優れているのは勿論なのですが、ホラーとして、とても美しい完成形をしている作品です。
他の人のレビューでも書いてありますが、天才的にホラーな文章書くのが上手いです。ホラーを書くために生まれてきた人かも知れません。いえ、ホラー以外も多分これだけ書ける人なら上手いんだろうと思いますが。…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(83文字)
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