ウワァ 何処から何処までが現実なんだァ!!?

割と近所にあったとしても、
よほどの用事でもない限り降りないような駅は確かにある。

とにかく何処かのベッドタウンみたいなのを想像すればいいのだろうか?
何もない、無機質な住宅街かもしれない。

そこの、一際大きな屋敷に葬式などで見かける鯨膜、
ちょうど……ピアノの黒鍵と白鍵のようなものがたれさ立っているのを、主人公は見た。

が、それは、みてはいけない鯨膜だったそうで、見たものは失踪するという、
奇談、階段、禍話である。

しかし私は疑問に思うのだ。
この男はナゼ……なんの目的があってこの土地に来た?

もしかしたらよからぬものは日常に紛れ、
鯨膜なんぞ見る前から、侵食されていたのかもしれない……。


想像力で怖くなるタイプの物語です!
あからさまなのを野暮と感じる方は読まない手はない。

この時期にぴったりにございます!!
是非! ご一読を。



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