抱腹絶倒ハッチャメチャコメディ……にみせて、いやいやコレ計算された名作

なにが凄いってこのぶっ飛んだ寓話(もちろん賞賛の意味です)を同じトーンで同じフォーマットで長く続けていられる作者の精神状態が凄い(もちろん褒めているのですよ)

エピソード一話づつの長さを短くすることで小説を読み慣れていない読者に配慮しつつ、実のところ僕のようなビブリオ廃人にはスナック菓子レベルで楽しめる。頭を休めるのにちょうど良いのですよ。

しかもファンタジーに必須の単語をちゃんと文章中に振り撒くことで物語の厚みを出すことに成功しています。

この作者、ひょっとしたら人外天使か(゚_゚;)

その他のおすすめレビュー

猫海士ゲルさんの他のおすすめレビュー174