昭和初期の文学作品を読んでいるかのような、理不尽な家庭環境、受け入れがたい不幸、死、それらが上品に配置され、なんとも暗く、深い心理描写を際立たせています。胸がすくようなカタルシスがあるわけでも、甘い恋愛描写があるわけでもないです。しかし文学作品ってこういうものだよなと再確認させてくれる上質な作品です。私は好きです。
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