第14話:村長の家再び!

俺はまた地球時間の6時くらいに起きた。またしても、アリスさんは、もうすでに起きていた。いつも5時ぐらいに起きているらしい。しかし、ミリスちゃんは、まだ寝ていた。多分、0時になるまで2時間ぐらい起きていたのが原因かな?


俺「あ、アリスさん。おはようございます。」


アリス「アリスさんじゃない!アリスお姉ちゃん!もう忘れたの?」


俺「あ、ごめんなさい。」


アリス「まあ、いいわ。セシラちゃんはミリスがなんでまだ寝ているか知ってる?いつもこの時間には起きてるはずなのにね。」


俺「あ~。…。(多分あれだよな)」


アリス「やっぱり、何か知ってる?怒らないから、話してごらん。」


俺「…先に謝っときます。ごめんなさい。」


アリス「ん?何があったの?」


俺「私が寝ている途中に起きてしまって、それに一緒に起きてしまったんですよ。それでしばらく二人出話していました。」


アリス「あ~、そうなのね…。もう少し待ってあげましょうか…。」


お母さん(マリア)「アリス、ミリス起きないの?何かあったの?」


そんな感じに少し遠くにいた姉妹の母親が聞いてきた。それに対してアリスは、


アリス「少し、セシラちゃんと、夜更かししただけよ。そんなに気にしなくていいよ、母さん。」


そんな感じに言った。


お母さん(マリア)「あら、そう。分かったわ。」


そして、しばらくして、ミリスちゃんが起きた。


ミリス「ふぁ~。おはよう、お姉ちゃんたち。」


アリス「ミリス!やっと、起きたの!」


アリスは、ミリスにすぐさま抱きついた。


ミリス「えっ、アリスお姉ちゃん?どうしたの?」


俺「ミリスちゃんがいつもの時間に起きないから、心配してたのよ。おはよう!」


ミリス「あ、おはようございます。今は、いつもとどれくらい遅れてるの?」


アリス「あ~、魔導時計確認するわ。…。2時間ね。遅いわよ。」


そう、あれから実は1時間経っていた。


ミリス「え~!もう、起こしてくれてよかったのに!」


アリス「ミリスが可愛いから、起こさずにセシラちゃんと待ってたの。」


ミリス「セシラお姉ちゃんも起こしてくれてよかったのに!なんで?」


俺「変なことして、怒られるのは嫌なので…。」


ミリス「そういうことなの…。」


アリス「うん、そういうこと!」


ミリス「早く、準備して村長の家に行くよ!」


俺「OK!行こう!」


アリス「あれ?なんで、村長の家に行くの?昨日で目的終わったよね?」


ミリス「あれ?アリスお姉ちゃん覚えてないの?1つ残ってるよ。」


アリス「そうだったかしら?…。まあ、行きましょうか。」


俺らは、また家を出発して、すぐに村長の家にたどり着いた。


ミリス「村長!また、来ましたよ!」


村長(ユーラ)「また来たのじゃ!アリスちゃんは、昨日の夜は大丈夫だったのじゃ?」


ミリス「はい、大丈夫でしたよ。落ち着いてました。」


村長(ユーラ)「よかったのじゃ!」


アリス「何?話がわからないんだけど?」


ミリス「昨日のこと、覚えてないの?…。まあ、言わないけどね♪」


アリス「…。分かったわ。私に不都合何でしょ?」


ミリス「うん、そういうことだよ。それじゃあ村長さん、セシラお姉ちゃんに国民票を作成してください。」


村長(ユーラ)「もう作ってあるのじゃ!ほれ、これじゃ!」


俺は、ユーラさんから、カードを渡された。


村長(ユーラ)「わかっていると思うじゃが、これは国民票じゃ!一応村長が作っているから、仮の物じゃ!正式なのは国王じゃなくて、女王にもらうのじゃ!」


ミリス「ありがとうございます。これから、私とセシラお姉ちゃんとで村長に相談したいことがあるので、アリスお姉ちゃん帰ってもらって良い?」


アリス「うん、いいわよ。それじゃあ、帰るね。」


村長「ちょっと待つのじゃ!アリスちゃんにも、話したいことがあるのじゃ!ついでに母親もじゃ!少し母親を連れてこれるのじゃ?」


アリス「分かりました。連れて来るようにします…。」


アリスは、嫌そうな顔をしていたが、数分後、マリアさんを抱えてこの場所に来た。


アリス「はあはあ。重かった。流石に、親は重いよ。」


お母さん(マリア)「アリスありがとね。母さん歩けないから。」


アリス「これぐらいは大丈夫だよ~…。母さんは心配しないでよ?」


お母さん(マリア)「分かってるわよ。それで、私たちに何のようですか?村長?」 


村長(ユーラ)「何のようじゃって?それは、養子についての話じゃ!」


アリス「…。ってええ~!」


俺も含め他の人も驚いたが、一番驚いていたのは、アリスさんだった。


――――――――――――――――――――

〈あとがき〉

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