第5話:自分の姿

 しばらくショックを受けていたが、メリーさんに励まされ、一応回復した。実際はメリーさんが俺を女の子にした気がするので、怒こっていたが…まあ、許すことにした。


 それにしても、綺麗だな~。メリーさんが鏡を出してくれたので、それで自分の姿をみているのだが、髪の色は銀色に青み掛かった色だった。たしかシルバーブルーと言われていたな。そして、眼の色は黄色だった。何より、メリーさんに聞いたら、俺の身長は163cmと言われた。元々は、178cmもあったので、15cmも縮んたことになる。


 俺『こんなにも、背が縮んじゃって、見た目が変わっちゃったら、知り合いがいても気づかないよね…?』


 メリー『そのとおりです。も狙い、あなたを女の子にしました(嘘)。もし、知り合いに「ルナ・ソレイユ」で会いましたら、刀術を使わないようにお願いします。』


 俺『うん、OK!この世界に聖流刀術を使う人はいないしね。』


 メリー『そういうことです。それと、できるだけ刀術で目立たないようにもお願いします。ある程度の情報操作はできます。それ以上は大変です。目立たなければ、それも大丈夫です。』


 俺は、それも承諾して、刀術は、基本使わないことを約束した。


 メリー『とりあえず、覚醒が完了しましたので、この空間は、崩壊します。しばらくしたら、森で目が覚ますと思います。しばらくは1人で頑張ってください。』


 俺『ちょ、待って!どういうこと?』


 そこで、俺の意識は途切れた。


『【覚醒】の使用を確認!【覚醒】は、消去されます。』


『システムアップデートver.2を行います』


『10%完了』


『50%完了』


『80%完了』


『100%完了』


『【■■■■】第二門が解除されました』


『【戦闘アシスト】と【生産アシスト】のインストールを開始します。』


 …『10%完了』


 …『50%完了』


 …『80%完了』


 …『100%完了』


 …『インストール完了しました』


 …『スキル枠に【戦闘アシスト】と【生産アシスト】が追加されました。』


 …『スキルの統合を開始します』


 …『10%完了』


 …『50%完了』


 …『80%完了』


 …『100%完了』


 …『【戦闘アシスト】【生産アシスト】を統合して、【総合アシスト】になりました。』


 …『第二門解除で封印空間の崩落が確認』


 …『それに伴い、サポート名:メリーはしばらく休止します。』


 …『システムアップデートver.2で種族の進化が可能になりました。』


 …『強制的に進化を実行します』


 …『10%完了』


 …『50%完了』


 …『80%完了』


 …『100%完了』


 …『種族名:真祖吸血鬼オリジン・ヴァンパイアから聖吸血鬼セイクリッド・ヴァンパイアに進化しました』


 …『進化に伴い、新しいスキルと称号を獲得しました。』


 …『称号が1つ削除されました』


 …『スキル名が変更されました』

 

 …『システムアップデート完了』


 …『これでアップデートを終わります』


 ちなみに、主人公のシステムアップデートver.2完了後のステータスはこちらです。


 ―――――――――――――

 名前:セシラール・セイクリッド(聖淳)

 種族:聖吸血鬼セイクリッド・ヴァンパイア

 レベル:10

 〈ステータス〉

 HP:D+ 

 MP:B+

 攻撃:E+

 魔力:B

 防御E+

 魔防C

 敏捷:B

 器用:A

 運:200(200)


 〈スキル〉

【闇魔法Lv1】【血魔法Lv3】【吸血Lv1】

【火属性弱点Lv7】【日光耐性Lv1】

【鑑定SLv1】【異空間収納Lv1】【自動サポートLv8】【総合アシストLv1】【念話】【言語翻訳】【魔力支配Lv1】【刀術Lv5】【聖魔法Lv1】

固有ユニークスキル:能力変幻進化Lv1】





 〈称号〉

【極・悪運の持ち主】【極・幸運の持ち主】【聖流刀術の使い手】【吸血鬼の異常者】

【異世界からの転生者】【実験台】

【弱点と共生する者】

 ―――――――――――――


 種族進化で追加されたのは、2つ。【吸血鬼の異常者】と【聖魔法】。新しく追加されたもののすべてのスキル・称号を紹介します。


 ―――――――――――――

 〈鑑定S〉

 …「ルナ・ソレイユ」の世界の鑑定を改良し、鑑定結果をコントラルが見れないようにしたスキル。


 〈総合アシスト〉

 …【戦闘アシスト】【生産アシスト】の2つを統合進化してできたスキル。それぞれの効果を発動でき、またすべての行動にアシストを加えれる。


 〈弱点と共生する者〉

 …弱点である場所で、一日以上留まることで取得可能。弱点属性の被ダメ―ジが50%軽減される。


 〈吸血鬼の異常者〉

 …吸血鬼の理を外れた者に与えられる称号。通常進化先を廃止、そして特殊進化先を追加する。また、全スキルの適正が付く。


―――――――――――――


 そして、俺は目が覚めると森の真ん中に居たことに気づいた。

――――――――――――――――――――

〈あとがき〉

面白ければ、♡と☆をつけてくださると幸いです。

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