第4話:吸血鬼セシラール
俺が目を覚ますと、メリーさんによってアップデートを完了し、色々と変わったことが伝えられる。何が変わったのだろうか?鑑定以外はイマイチわからないので、聞いてみた。
メリー『はい、ありがとうございます。実は、鑑定が鑑定Sに変化致しました。他に、地球に干渉できるようになりました』
ん~あまり変わってないな。変わったのは、鑑定が鑑定Sになったこと、そして地球に干渉できるようになったことだ。地球に干渉できるようになって、何の得があるんだ?
メリー『それでは、本題に入ります。今日から一週間あなたには、吸血鬼を極めてもらいます。もちろんこの空間で。Are you understand?』
俺『はい、分かりました…、って何で最後英語!』
メリー『あなたの世界の言語を取り入れ見ました。
いや、驚きだよ。地球への干渉がこうも役に立つとは…。
メリー『それでは、始めます。まず、質問です。魔力分かりますか?』
俺『分かりません!』
そりゃ、知るわけないんだよな~。
メリー『まあ、そうですよね。それではコツを伝授するので、魔力を把握してみてください。』
俺はメリーさんに魔力を把握するためのコツを教えてもらい、早速魔力を把握するために行動をした。
俺『う~ん。まだ、分かんねえ~。もう少しだろうな…。』
メリー『そうです!そのとおりです。あと少しなので、頑張ってください。応援してます。』
俺『…。ってこれか?』
俺は、体内や周りに謎の力を感じることができた。
その時、謎のアナウンスが聞こえた。
『【魔力感知】を取得しました』
俺『【魔力感知】が取得できました。』
メリー『おめでとうございます。次は、【魔力操作】【魔力視】の取得をしてみましょう。』
俺『はい、やってみます!』
しばらく、さっき把握ができた体内ある魔力を少し動かすイメージをして、体全体に行き渡られせた。
そうすると、またアナウンスが聞こえた。
『【魔力操作】を取得しました。』
『【身体強化】を取得しました。』
さらにその直後にアナウンスがもう一つ聞こえた。
『【魔力視】を取得しました』
メリー『全部取得できましたのですね。すごく早いですね。私がそれらのスキルを整理しますが、よろしいですか?』
俺『はい、もちろん。大丈夫です。』
『【魔力感知】【魔力操作】【魔力視】を
統合して【魔力支配】を取得しました。』
メリーさんは、3つのスキルを統合して、【魔力支配】というスキルにした。
メリー『【魔力支配】を取得できましたよ。【魔力支配】は、あの3つのスキルを合わせた効果を持ちます。』
『【魔力支配】の確認できました。
【覚醒】第一段階クリアです。』
メリーさんが、喋った直後、そのように聞こえてきた。
メリー『それでは、魔力系スキル完了おめでとうございます。次は、種族スキルを使用して見ましょう。』
俺『はい、分かりました。これからが本番ですね。頑張ります!』
メリー『そうです。それでは、まずは〈
俺『はい、え~とこうやるのかな?あ、できた。』
メリーさんがコツを言ってくれたおかげで一発で成功した。それにしても、取得が早い気がする。何かバフスキルでもあるのか?
メリー『次は、血術を使用しますよ。〈血術・赤〉ですね。血で攻撃する感じですね。大体どんな形状でも構いません。』
俺『はい、やってみます。え~と、こんな感じかな?』
俺は、ビームのように血を指先から出した。
メリー『はい、OKです。次は、〈血術・武具錬成〉をやってみましょう。馴染みのある武器を出してください。』
俺『はい、これでいいですか?』
俺は、メリーさんに言われたとおりに馴染みのある武器、日本刀みたいな形の武器を出した。
メリー『はい、大丈夫です。これで、覚醒の条件達成です。』
『【血魔法】の基礎スキルの使用を確認できました。【覚醒】第二段階クリアです。』
『【刀術】を取得しました。』
やっぱりおかしい。刀は、少し触っただけでスキルを取得できたのだが…。
メリー『それでは、次行きますよ。次は、刀術を行います。覚えてる技を30分間撃ち続けてください。』
俺『はい、頑張ります!〈聖一閃〉!
〈聖龍之舞〉!〈聖王斬り〉!』
俺は、30分間聖流刀術の技を使っていた。そして、30分経った。
『【刀術】の使用30分を確認できました。
【覚醒】第三段階クリアです。』
メリー『最後は、たしかスライム100体と戦うことですね。それでは、頑張って!』
メリーさんが、そう言うとスライムが100体出現した。
俺『さてと、頑張るか!』
俺は、【血魔法】【刀術】【魔力支配】を用い、スライム100体を倒した。
そして、遂に…
『スライム100体討伐確認できました。
【覚醒】最終段階クリアです。』
『【覚醒】発動準備完了です。』
俺『【覚醒】発動!』
俺は、発動準備ができて、すぐに発動させた。俺は、生前の姿に戻れると期待していた。しかし、実際には、元の年齢に戻ったが、#女の子__・__#になっていたのだ。
俺「よし、戻ったかな?ってあれ、髪こんなに長かったっけ?」
手で髪の毛を触ると俺の髪の毛は、肩まで伸びていた。生前はもう少し短かったはずだった。生前以上に伸びた髪は、俺が女の子と気づくのに充分だった。
俺「へ?俺もしかして、女の子になっている?服は自動で生成されたからよかったけど
、この服も女の子ものだよね…。」
俺はショックで倒れ込んでしまった。もちろん、俺の#息子__・__#は失くなっていた。
――――――――――――――――――――
〈あとがき〉
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