05 - SGOTY2023 まとめ✔
1年間丸ごと、お酒を一切口にせず、みんなにもその事を内緒にし、ネット上にも決して匂わせを書かずに我慢しつづけ、孤独にも耐えた末に解禁しての感想を述べます。
正直にいうと、今年解禁したからといって、いうほど我慢してきた分の時間を取り戻すかのように酒を飲みたい! という気分にはなりません。(笑)
もちろん、お酒が嫌いになったのではないです。
いつ飲んでも、美味しいものは美味しい。今年から飲みに誘われて行く分には全然OK。
だけど飲む理由が「酔って気持ちよくなりたいから」とか「音ハメが楽しいから」とか、果たしてそういう理由で飲む必要があるのかというと、少なくとも今の自分にそれは必要ないかなぁ~、というのが正直なところです。
もともと依存体質ではないみたいなのでね。まぁ、そこが救いなのかなと。
そして我慢してきた分、以前よりも酔いが早く回るようになっているのか? という疑問点ですが、たぶん、以前よりもっとお酒強くなってしまったような気がします。(笑)
恐らく1年間飲まなかったぶん食生活がそれなりに変わったので、老廃物が溜まりにくくなり、身体の色んな所が回復していったのでしょう。
それなりに飲んでも、以前のように酔って眠くなる事は、ほぼなくなりました。
ぶっちゃけ、去年から飲み始めたハーブティーにビスコの組み合わせとか、そっちの方が美味しく感じますからね。
なので、無理に再び飲めるように鍛えなくてもいいかなー、と思いました。
あと、これは実際に1年間お酒禁止生活をしてきた中で思うこと。
気持ちよく酔っている状態での「創作活動」の味は、知ってはいけない!
これね。自信をもって言えます。
なぜかというと、前回お話したように「音ハメ」の影響が強いからです。
酔っている時って気分が高揚して、音ハメが楽しめるので、それキメながらの創作活動は悪い意味で沼るかもしれません。音楽鑑賞だけでなく、たとえば文字打ちでキーボードを入力している時の、あのパチパチ音とか。
これらリズムに乗って創作、大まかにいえば趣味や芸術に浸る事によって「飲んでる時の方が創作が捗る!」と脳が勘違いをしはじめたら、まぁ終わる。私はそんな気がしています。まさにアルコール依存症への「近道」といっても過言ではないでしょう。
たまにこういうのを見かけるんですよ。
「動画クリエイターの編集は音楽が聴けないから、ずっと無音で進めるだけ楽しくない。
なのでそういう気分が乗らない時は、1杯キメて編集サクサク進めています」という。
実際に、何人かそういう事をやっているチャンネルの動画見ましたけど、ああいう動画クリエイターって、言ってしまえば私と同じ「在宅」「個人事業」の類なので、人目を気にしないぶん音ハメにドップリはまる可能性が高いと思うんです。
グループユーチューバーの編集にしてもそう。一般企業みたいに、団体での行動や作業場内のコンプラがさほど厳しくないであろう環境では、「やってみた動画」制作の一環として飲酒ネタは扱われやすいのかなぁって。チャンネルにもよると思いますが。
もちろん、やるかやらないかはその人達次第だし、そこは自己責任だと思います。
適度に楽しく飲めればいいんですよ。それで他人に迷惑をかけず、かつ自分達がそれで幸せになれるのなら、まぁそういう生き方も悪くないんじゃない? という認識でして。
ただ少なくとも私は、飲まなくても常に自分でテンション上げられるわ編集を捗らせる方法幾らでもあるわという立場なら、わざわざ自発的に酒飲む必要なくね? と思ったのであります。
実際、今の私は素面です。このテンションでだ。(笑)
というわけで
もちろん、このエッセイを読んで自分もチャレンジしてみたい! という方は、全然やっていいと思います。禁断症状さえ出なければ、わりといい事尽くめだと思うのでね。
ただ、その事をネット上に公言し、「我こそは、必ずや嘘偽りなく
あと
「ほう、あいつ酒禁止か。せや、そいつ個人で勝手にはじめたことやし、ここはワイの手で無理やり飲ませてやったろ!」
と、意地悪してくる悪い大人がいるかもしれないので、ご注意を。
【完】
スーパー・ガマンティック『酒』・オブ・ザ・イヤー(SGOTY 2023) Haika(ハイカ) @Haika
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