ＮＦＬはＷｅｅｋ７まで終了しました。

　今週は週初に出張だったので、しっかり確認できていません。

　ので、ここまで各地区の最下位になっているチームをちょっとチェックしてみたいと思います。何がダメだったのか、あるいは予想通りだったのか。

ＡＦＣ東地区

ニューイングランド・ペイトリオッツ（１勝６敗）

ＡＦＣ東の最下位はペイトリオッツ。ブレイディが去り、昨年ベリチックが去り一時代が終了してからの立て直し。戦力もまだまだ未整備な感はありますし、これはやむを得ないところですかね。開幕ＱＢはブリセットでしたが、先週から１巡３位ＱＢドレイク・メイを起用して、少しでも良いところを見せたいところです。

ＡＦＣ北地区

クリーブランド・ブラウンズ（１勝６敗）

昨年はシーズン勝ち越し。守備最優秀選手のギャレットはじめ優秀な選手が多くいるはずのブラウンズですが、ズルズルと負け続けています。先発ＱＢデショーン・ワトソンが今週重傷を負ってシーズン絶望となりそうで、更に苦境に立たされそうな感じです。

ＡＦＣ南地区

テネシー・タイタンズ（１勝５敗）

ジャガーズも不調ですが、更に不調なのがタイタンズ。

エースＲＢヘンリーの退団もありましたし、ＱＢレヴィスもまだ経験不足と元々戦力的に不安はありましたが、そこからすると開幕週でベアーズ相手に優勢なところからまさかの形で負けたのは痛かったと言えそうです。

ＡＦＣ西地区

ラスヴェガス・レイダース（２勝５敗）

西地区最下位はレイダース。新人ＱＢを取るのでは、と言われつつも現状維持を選びましたが、ミンシューもオコンネルもちょっと物足りない感じですかね。メインターゲットだったＷＲデボンテ・アダムスがトレード志願するなどして、チーム内もゴタゴタしている印象があります。まあ、きちんとまとまっているレイダースというのもピンと来ないですが……

ＮＦＣ東地区

ニューヨーク・ジャイアンツ（２勝５敗）

昨年も不振だったジャイアンツが今季もイマイチな感じです。ＱＢダニエル・ジョーンズは依然として不振ですし、ブービータイの得点力を改善しないことにはどうにもならなさそうですが、同地区のライバルは軒並み好調。特に唯一格下になるはずだったコマンダーズの覚醒は予想外でしょう。

ＮＦＣ北地区

シカゴ・ベアーズ（４勝２敗）

何と４勝２敗の成績なのに最下位！　同地区ライバルが軒並み絶好調ですべて５勝しています。ここまでは今季一番レベルの高い地区となっています。

最下位とはいってもこの成績では誤算もありませんが、地区内で見た場合はチーム力という点ではまだ一番下だろうというのも事実。

それでいて同地区対戦がまだ一つも終わっていないのは非常な不安要素です。ここで大きく負け越したら、成績も最下位らしくなるかもしれません(^^;)

ＮＦＣ南地区

カロライナ・パンサーズ（１勝６敗）

昨年最下位。ＱＢをヤングからダルトンに変えて一つ勝ちましたが、そこからまた連敗街道。当初から指摘されておりましたが、戦力そのものが足りていないのかなというのはありますね。

ＮＦＣ西地区

ロサンゼルス・ラムズ（２勝４敗）

２０２１年にスーパーボウルを制覇して以降はゆるやかに下り坂をたどっている印象があるラムズ。とはいえ、底力は十分にあるチームですし、地区自体が混戦ですので、今後の踏ん張り如何では逆転地区優勝も十分にありえるかとは思います。

最下位はラムズですが、一番の誤算は負傷者続出でここまで負け越している４９ｅｒｓの方かもしれません。