第52話 オレはオレ自身に自身を持つことが出来ない

そりゃあ長年いじめられてきたから他人をなかなか信用できなかったり卑屈になってオレ自身を信用できなかったりする


自信もてるんなら自信を持ちたいんだ、でもどうやって自信を持っていいのか?全く理解らない


でも散々挫折や苦渋、辛酸を味わってきたことは決して無駄じゃないと胸張って言えるし其れだけは自信がある。そんなもん赤の他人は【根拠のない無駄な自信でただの虚勢】って言うだろう、だけどオレには関係のない話だよ


オレは何一つ結果も実績も残せてないクズ野郎のダメ人間だって言う自覚はあるし、どうせ世間様だってオレに対してそう思ってるに違いない。其れは仕方がない紛れもない事実、だけど其れをオレはどうにかしたくて日々オレが出来ることをオレなりにやってるつもりだ


でも、結果や実績を残せていないのが現状


世間様はオレのことを【無能】の烙印を押すに決まってると思う、それこそ【被害妄想】かもしれないし【気にしすぎ】って他人は思うかもしれない


オレは昔っから何やってもダメ、何やらせても失敗ばっかで上手く行かない


なんつーか、【被害妄想】って言われても【気にしすぎ】って言われても【変に勘繰りたくなる】。それがオレだよ…


簡単に結果や実績を残せるんなら此処まで悩まない、でも人生なんて悩むものだよ


人生って難しい、とてつもなく難しいそう簡単に解けない難問だよ


オレの人生なんって所詮空廻りの連続、空廻りして失敗して凹んでそれでも諦めずに頑張っての繰り返し。だけど【生まれ持ってきた何か】ってのは覆せない、でも覆したい諦めたくない


結果や実績を残したい残し続けたい、オレはそうありたい


確かに今のオレが置かれた状況なって所謂【崖っぷち】、【どん底に転落するか、未だ見ぬ新しい境地へと上昇して行けるのか】そのギリギリのギリ。俗に言う【デッドライン】


先に進めるんなら先に進みたいし結果や実績を残せるんなら残したい、オレは決して【有能な人間】ではないし寧ろ【無能】


その【無能】だからこそ【地道に真面目に堅実に、かつ確実に】をモットーに生き続けるまで


オレは確かに【自虐的】で【自嘲的】だ、それは理解ってるよ、【自身が持てない】から【自虐的で自嘲的】になるんだよ


何か【ちょっとしたきっかけ】次第なんだよ【自信を持てるかどうか】なんてね?

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