第33話 逃げ②
好き、嫌い、好き、嫌い、好き……どうしよう、そうなっちゃうと困るわけで。花びらを、ちぎって、好きか嫌いかを確認する。学生の頃、クラスメイトがやっていたけど、あの時バカにしてごめん。心の中で
好きじゃなくて、
恋をすると人は、その気持ちを認めたくないため、
料理をした時、見てもらいたくて話を聞いてもらいたかった……甘えですね。好きではない。子供がお母さんに報告したくて、ウズウズしている、あの感じ。弁当も味噌汁も、作ってみたら誰かに聞いてもらいたかった。
おかしいな、そう強く想えば想うほど、
これでいいんだ。
無理して忘れようとしていない。自分を守るために、あえて好きという感情には乗らないってだけ。会って話したいなとか、今、何してんのかなは
そうだ、また別の人を探せばいい。これは、事故みたいなもんだ。楽しかったけど、最初の頃みたいに、静かに終わらせるって感じで……でも水かけられたな。ゆっくり忘れよう。そうだ、新しい趣味でも見つけるかな。
でも、気持ちは
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