概要
強い力を加えても折れない、壊れない、さらに求めていたスイングがしやすいときた。
まさに入夏にとって最高のバットが、思いがけない所で手に入った。
……そんでもって、重要な事が一つ。このバット、喋る。
万能のバットにはデメリットがあったのである。
亡霊に憑りつかれるという、とんでもないデメリットが。
その亡霊は勇名(いさな)涼(りょう)と名乗る。
それはかつて伝説と呼ばれながら25歳の若さで命を落とした打者の名前だった。
入夏は未練を探す代わりに、勇名からのバッティングを教わることに。
同じように過去の選手と共鳴する選手達との戦い。勇名の残した未練とは何だったのか。
この出会いが自分の
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新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!過去と未来が交差する、魂のバッティングストーリー
物語の構成がとにかく秀逸で、読んでいて強く引き込まれました。
物語の構成がとにかく秀逸で、読み進めるごとに引き込まれていきました。
設定そのものが面白いのはもちろんですが、それ以上に魅力的なのは「どう展開するか」が非常によく練られているところです。
各話ごとに「何を描くか」が明確で、伏線や変化の配置にも無駄がなく、自然と物語の奥へ誘われるような構造になっています。
亡霊が宿るバットという突飛なアイデアを軸にしながらも、野球という現実的な題材とのバランスが絶妙で、
設定とドラマの融合に説得力があります。
まだ読んでいる途中ですが、今後の展開がどう広がっていくのか、登場人物たちの因縁や変化が…続きを読む - ★★★ Excellent!!!一軍に居続けるためにどうすればいいのだろう?
特訓? 分析?
この作品を読むと、コミュニケーションが大事なんだと感じた。
自分には野球しかないと自覚している入夏水帆は成果を上げられずにいた。ある日、勇名涼と出会い、入夏の運命は大きく変わっていく。
あらすじを読んだときは入夏と勇名のやりとりを主軸に物語が進むと思っていたけれど、本編ではたくさんのキャラクターが登場して主人公と関わりを持つ。そりゃそうだ。野球はチームプレイだから。むしろ、仲間との交流がこの物語の要となっている。
勇名は入夏にアドバイスする立ち位置で、思ったより出番が少ないように感じられたが、核心をつくセリフが目を引いた。
一章で充分に入夏は成長したが、活躍…続きを読む - ★★★ Excellent!!!バットに憑いた天才打者の亡霊は崖っぷちプロ野球選手の救世主となるか!?
主人公、入夏水帆はプロ野球選手だが成績は振るわず立場が危うい。
そんなとき、入夏は知り合いからバットを渡される。
何とそのバットは喋るし、陽気な性格で冗談まで言う。的確なアドバイスまでくれる不思議なバットだった。
そのバットは自分のことを若くして亡くなった天才打者、勇名涼と名乗るが……
バットが喋るという設定から面白いです。
主人公の入夏とバット(勇名)の会話もコミカルで楽しく、どんどん読み進めることができます。
題材の野球を知らなくても分かりやすく楽しめる作品に仕上がっているのが凄い!
物語が進むと勇名以外にも物体に宿った野球選手が登場し、入夏も因縁の対決に巻き込まれていく熱い展開!
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