第44話 御礼と後書き


『義を見てせざるは勇無きなり(白麗と萬姜)』、無事に完結しました。

 2023年11月から書き始め、途中で他の作品を書くためにお休みしたものですから、1年と2か月かかっています。


 白麗シリーズ3部作のレビューで、『萬姜さんに寄り添って読み進めると、物語をより深く味わえる気がしました』と、babibuさまに言っていただいてより、「そうだ、萬姜さんを主人公にして書き直してみよう!」と思いたちました。


 萬姜さんという太ったドジなおばちゃんが、いざとなると肝が据わって底力を発揮するという二面性を、面白おかしく書いてみたいと思ったのです。しかし、面白おかしい味付けは、私の元々の性格かそれとも後期高齢者がすぐそこという年齢のせか、なかなかにハードルの高いものとなりました。


 怖いもの知らずの嬉児ちゃんと「てんていになる」が口癖の青龍の皇太子に助けてもらったような感じがします。



 9万6千字となったのですが、これからぼちぼちと見直して書き足していく予定です。(なんとか、切りよく、10万字以上にしたい……)


 何よりも、萬姜さんと魁堂鉄のジレジレ描写が足りません。

 実をいうと、足を痛めたり腰が抜けたりした萬姜さんを魁堂鉄が背負うシーンを、すでに2か所書き足しています。もう少し書き込んで、「これなら、最愛の夫を亡くしたばかりの萬姜さんでも、大男で武骨な魁堂鉄に好意を持ってしまう」と、読者に納得してもらえるようにしたいと思っています。


 それから白麗といえば、いつも携えている『笛』なんですが、そこの描写が抜けてしまっています。このあと、萬姜さんをシリーズとして書くのであれば、笛は外せないアイテムです。


 あとは、「ふぉ、ふぉ」と怪しく笑う舜老人にキーパーソンとなってもらって、神様までが絡んでくるこの物語の謎をもう少し深く語らせようかとも思います。


 末筆になりましたが、書き直しであるにもかかわらず読み続けてくださった方々に、心からのお礼を! 「完結させるのだ!」という励みになりました。




 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

【完結】義を見てせざるは勇無きなり(白麗と萬姜) 明千香 @iyo-kan

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ