おまけ
いつもと変わらずお母様を可愛がっていたある日のこと。
いままでヤられるだけだったお母様がある日突然……
「偶には私がサンドラをいじめてもいいわよね?」
「へ?」
突然お母様がそんなことを言い出した。
「お母様! 私も混ぜてください! お姉様の悦ぶ顔が見たいですわ!!!」
するとなぜか結婚してるルビーが話に混ざってきた。
というか何時からここにいたの?
「ルビー? なんでここに……?」
「? なんか面白そうな話をしてる気がして……」
何それ。センサーかなんかルビーについてるの?
ちょっとお姉様怖い。
「鞭とか、拘束プレイとかマンネリ防止にいいって、本に載ってたわ」
お母様、そんな本どこで入手したのですか。
「いいですね!! 私も魔法上手く使えるようになって、どんな傷でも一瞬で治せるようになりました!!!」
妹よ、お姉様はそんな魔法の成長のさせ方はしてほしくなかったな……
「えっと……私、ちょっと用事が……」
「どこ行くの? お姉様?」
ジリジリと迫ってくるお母様から後ずさりしてこの場から逃走を計ろうとする私。
ガチャリ。と音がしたと思ったら私の両手に冷たい感触があった。
「何?」
手に意識を向けた途端に、今度は両足に冷たい感触があった。
一瞬の出来事だった。気付いた時には私の両手両足は錠で拘束されていた。
「ルビー? ……これは?」
「? 逃げられない様に拘束」
こんな道具いつの間に用意したの?
混乱する私の肩をガッシリと掴むルビー。
目の前から満面の笑みのお母様。
「うふふ……サンドラ♪」
「今日は長い夜になりそうですね……お姉様♪」
私に……逃げ場は……なかった……
せめて、やさしくしてくれることを願うばかり…
『出来損ない』と蔑まれてた私ですが、私の魔法は意外と使えそうです Ryo-k @zarubisu
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