概要
1945年、ロンドンへの原爆投下により枢軸国と連合国が和平交渉の場についた世界。
フランスから東欧を国家弁務官区として植民地化した大ドイツ国、ウクライナを失いながらも国体を維持したソ連、東南アジアを勢力圏に置いた大日本帝国を盟主とする大東亜共栄圏、無傷の超大国アメリカ合衆国による冷戦態勢は1990年代まで続いた。
太平洋冷戦の終結に伴い米国との融和に成功した大日本帝国は2015年、大ドイツ国とロシアの影響力を削ぐ為、大東亜共栄圏緊急展開軍の名目で帝国陸軍をシリアへと派遣し反体制派への軍事支援を行っていた。
2020年、そんな緊急展開軍に所属した若い下士官の物語。
フランスから東欧を国家弁務官区として植民地化した大ドイツ国、ウクライナを失いながらも国体を維持したソ連、東南アジアを勢力圏に置いた大日本帝国を盟主とする大東亜共栄圏、無傷の超大国アメリカ合衆国による冷戦態勢は1990年代まで続いた。
太平洋冷戦の終結に伴い米国との融和に成功した大日本帝国は2015年、大ドイツ国とロシアの影響力を削ぐ為、大東亜共栄圏緊急展開軍の名目で帝国陸軍をシリアへと派遣し反体制派への軍事支援を行っていた。
2020年、そんな緊急展開軍に所属した若い下士官の物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!兵隊は辛いよ
怖い、臭い、汚い、死にたくない。
軍務は決して無意味でも無駄でもなく、誰かがやらなければならない仕事です。しかし、本当にその暴力を行使すべきかどうかの判断は、「武力」そのものである彼ら軍人の領分ではありません。
軍人の仕事とは、殺せと言われた相手を殺し、旗を立てろと言われた場所に旗を立てることに過ぎないのです。
極論を言えば、軍人とはリヴァイアサンたる国家が振るう「剣の構成要素」に過ぎません。
しかし、個々人としてはどうか?
人類が散々磨き上げてきた暴力を行使し、また行使される中で、尊厳や生命が単なる「戦闘力」として消費されていく。その一方で、生き残るためには「個」としての意識や感覚…続きを読む