第31話
2025年 3月29日
えらい事になった。
先ごろ書き上げたアンダーワールドの世界にどっぷり浸かっていた私だが、
ひと月前、おじさんが左耳下に違和感を感じると言い出しリンパ節の腫れじゃない?などと素人が顔突き合わせて言っていたが、日ごとに大きくなって触れると若干痛みがあると云う事で先ずは近所の医院へ行ったが「ウチでは解らないから」と言って脳神経外科を紹介された。翌日紹介された病院に行ってMRI検査を受けたが
やはり「ウチでは………」と云う事で大型の病院を紹介された。
紹介状を持って病院を訪れ 腫瘍の組織を取って検査分析 この間凡そ二週間、この頃から頭痛が始まっていたので首の腫瘍と関係があるのか訊いてみたが「MRIでは異常が認められない」とさ。夜も眠れないほど頭痛がすると訴えて鎮痛剤を処方してもらったが これが効かない………仕方がないので試しに常備している市販の鎮痛剤を服用してみたら効いた!。しかし、飲み続けていい薬ではないので結果が出る二週間がとても長く感じられた。
そして結果はレベル1~5のうち最悪の悪性レベル5。ここでも「ウチでは………」
と云う訳で、これが最終と願いたい大規模な大学病院を紹介された。
また最初から検査のやり直し………ああ……
しかし、何だかんだで鎮痛剤の件も一応解決した。やはり市販の鎮痛剤は長く服用しては良くないのだ。腎臓に負担がかかり過ぎるから速攻止める様にと医師に言われた。新たに処方された鎮痛剤は一日3回、1回の量は2錠だったが全く効かずで…
電話で問い合わせてから翌日 また別の処方箋を貰いに出かける。けっこう遠い病院だからしんどい。
そんなこんなで結果が出るのは4月8日
その日は家族同伴と言われているので私も行く。
あれこれ心配しても仕方がないので今は普段通りの生活をしている。
そして今は鎮痛剤が効いているので有り難い。 食欲も変わらず、MLBも競馬も余念がない。 MLBと云えば、予約の段階でへし折られました。あなたの前に7万人並んでいます、ってさ………そんな暇じゃないよ
仮に、今回喉頭がんだったとしたら、散々タバコを吸ってきて肺癌じゃない不思議さって………ホント不思議
話は変わるが私の職場も様変わりした。雇い元の店舗縮小のあおりを受けて(?)
と云うのが事務長Oさんの上司の説明だが 全く腑に落ちない説明で啞然とした。
ペットボトル回収の作業がなくなったから作業員を減らす………
2回の作業をしたとしても たかだか20分程度のものよ。大先輩のHさんは抗議して2月末に退職していった。27年間奉公してきたのだよ。確かに83歳と高齢だが
健康で意欲があるのだから引き留めてほしかったが、Oの上司にしてみれば物申す
Hさんは目障りだったのだろう。
今、夜の部は私含め3人しかいない。抜けたHさんの補填はない。
新しく作成されたシフト表を見た私は啞然とした。 週二勤務が週一に戻ったのは
ラッキー‼として、よく見ると一人で全館受け持つシフトだった。
即刻Oさんに抗議だ。私は現在受け持っているエリア以外の作業内容を知らない。
やった事もない、やる気もない。
Oさんに、二人態勢でなければ出来ない、やれと言うなら今日で辞めると伝えると慌てたOさんはシフトを作り直し二人態勢に戻したが、週一がちゃっかり週二に………
まぁ…それは仕方ないとして、ほかの二人が一人で全館やるのだよ! 多分、悪辣なのはOさんじゃなくて上司及び会社のブラック体質だね。
そもそも、二人は何故こんな理不尽を引き受ける? 本当の理由が知りたい‼
なんて、息まいている私にも3週間前から身体に変調が………
まだ病院には行ってないが症状からして坐骨神経痛と思われる。
階段の上りがキツイ。尻の下から脛にかけてビリッとくる。降りるのは平気。
20年以上続けている軽めの筋肉体操に柔軟体操をプラスしてみたら 痛みの波はあるもののかなり改善しているので仕事には支障がない。
痛みが取れなければ整形外科に行くしかないが、手術だけは避けたい。
あと、10年くらい持ちこたえてくれれば良いんだけどなぁ………
―――頑張れ筋肉‼―――へへ……
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