変身系
◆
魔力の質に応じて肉体を魔物へと変化させる《
・《
持ち前の魔力の性質に依存する為、習得出来るか否かは素質次第。素質さえ伴っていれば、魔物への変身に鍛錬は必要無い。自然進化の道筋の一つであり、その変化はごく自然で当たり前のもの。弛まぬ鍛錬の末に行き着く類の力ではない。ただし、変身後の魔物としての力、特性を活かせるかは鍛錬次第となる。強力な反面、肉体を変質させるという性質上、多大なる魔力を消費する上に肉体への負荷が非常に大きい為、日に何度も扱えるものではない。又、魔力消費も著しく、魔物化した肉体に引っ張られて精神異常を引き起こす危険がある事から、基本的に長時間の行使は出来ない。肉体が魔物化する事から、存在的な容量が増えて人間では行使出来ない魔法も扱えるようになる。魔力の性質が異質である程、変身後は人間から掛け離れた姿となる。一般的には、体毛や爪といった器官が発現し易く、角や翼、尻尾などの元々人間に備わっていない器官は現れにくい。堅牢な外殻や翼を獲得しているオーガスやレイモンドは非常に稀有で、それだけ強力な魔人であると言える。ローファスが幼少期にこの力を扱いきれず暴走したのは、単純に魔力の質が人間の精神では扱えない程に異質であった為。
・《
魔力を高密度に圧縮し、鎧として身に纏う技法。魔力を持つ者であれば素質を問わず習得が可能であるが、魔力操作と高い練度が必要。《
◆
帝国科学の
・
人体改造手術を受けた人間。肉体の大半は人工筋肉や人工臓器に置き換えられており、体内にはナノマシンを内包する“
・スイレンの変化
翡翠の薬品を用いた瞬間的かつ使用後に死亡確定のドーピング。その身に翡翠の魔力を取り込ませる事により、肉体変化——強制的な
◆
祖先の特徴を発現させる技法。先天的なものもあれば、鍛錬により後天的に発現させる場合もある。現時点で明確に後天的変化を見せているのはリルカのみ。
◆
詳細不明。聖竜国の肉体変化系の技法? 竜に近い魔力性質を持った肉体変化は
◆
ローファスが到達した《神》としての受肉法。肉体を依代に《神》として顕現する為、その身に掛かる負担は
◆
テセウスが到達した《神》としての受肉法。ローファスのものとの字の違いは《神》に至る経緯の違いによるもの。方式的には錬金術の到達点——《
◆完全顕現
《神》とは力が大き過ぎて“世界”からはみ出た存在である。故に人間の次元では、如何に人間を依代に顕現しようとも、力の全てを出し切る事は出来ない。テセウスが行った《完全顕現》は、自身が作り出した世界——領域に対象を飲み込み、その場で《神》としての総力を発揮するというもの。しかしこれはローファスに世界ごと断ち切られ、領域が崩壊した事で《完全顕現》が維持できなくなり、テセウスは力を発揮する前に敗れる事となった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます