第10話 運命?宿命?
何分位のたっただろう、みんなを待たせるわけには行かない。
意を決して道路に出た。
なるべく速く歩こうとした(早歩き)
乗用車は気づいてブレーキをかけたのがわかったご止まり切れそうも無い
二歩進めば自分の後ろ側を通る。
二歩進んだ。
その時乗用車を抜こうとアクセル音を上げていた!
(スピードを上げたワゴン車だと車の下に!)
(自分はダンプの下に入って足を無くした)
(ブレーキを書けてる乗用車ならぼんねっとに乗るくらいですむかも)
そんな考えが頭に浮かんだ!
直ぐに二歩戻った!
意識を失い、気づくと10メートルほど離れた反対車線にうつ伏せで
倒れていた?
周りは騒いではいなかったけど雰囲気は緊迫した感じだった。
慌てて歩道に歩いた!
すると友達が駆けてきた。
友達に、どうなったのかどうなってあそこに倒れたのか?
やつぎばやに聞いた。
友達 「車に当たって、あそこまで飛んだんだよ!」
自分 「なんで怪我してないんだ?」
友達 「くるくるって回って体操選手みたいに立つったんだよ、そうしたら
前に倒れたんだ。」
自分 「どの位の高さ?」
友達 「あの電線くらい。」
(3m位か、義足の重さが助けてくれたんだと)
細い路地に入りお腹に痛みが走った!
みんながしんぱいするなかで民家の軒下に腰掛け、おそるおそるお腹を見た
豆粒位の青あざが出来ていた。
(病院に運ばれたとき、痛みも感覚も無かった足は無くなった。)
耐えられない程じゃ無いけど、痛みも感じる。
回転したせいか衝撃か頭はぼーっとしている。
仲間の一人が「体調悪いなら戻ろう。」
自分 「大丈夫!少し休めば。」
(釣りにも行きたいし。事故現場を通るのも嫌だった)
すると!知らない人が話してきた。
男も人 「ねえぼく警察に行こうよ。」
自分 「ヤダ行かない。」
(警察に行ったら釣りに行けなくなる。)
しばらくこの悪阻問答をしてた。
男の人 「じゃぁお家に行こう。」
自分 「ヤダ、行かない。」
(その時の感覚では、骨にも異常を感じないし親にも怒られるし)
男の子 「じゃぁお家の人とお話ししたらココに戻って来るから」
渋々だが家に行った。
(その頃、大人の事情なんて分ってなかった。)
家に着き母親と話し始めた。
男も人は小さい紙を渡した、そしてさっきあったことを話し出した。
すると!母親が「事故の時ココにお世話になっていたんですよ」
この時、じぶんの中ではこの運転手さんには申し訳ないと思っていた。
むしろ、追い抜きを駆けていたワゴン車に怒りを感じていた。
個人的な意見になるけど、ワゴン車の運転手は自分だけ助かれば良いという
考えなんだとおもえた。
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