第7話

7話


「やみちゃんじゃよ〜」


「ねいでーす」


:わこつ

:¥10,000 結婚してください

:お、ねいちゃんもいる

:まってました!


「今日は飲酒配信じゃ!普段のワシの見た目がちんまいからの、BANされんように今はデカくなっとるぞ」


:言われてみればデッッ

:認識阻害ってやつ?

:明らかにデカくみえるから阻害じゃなくない?


「単純に変身、変形じゃの。ほれ、チチとかは偽物じゃから揺れんぞ」


:ザワッ

:揺れへんのか

:よかった?よかった。

:¥10,000 結婚してください


「まぁよいじゃろ、見た目は大人にしたって事で。さぁて飲むぞ!ワシはチューハイじゃ」


「私はワインを何本か。飲み比べパックを買いましたよ〜」


:¥2,000 ワイン代

:¥500 チューハイ代

:¥240 チューハイ代

:俺も酒持ってくるか


「おぬしらも揃ったかの。では、乾杯じゃ!」


「かんぱーい!いやぁ、久しぶりの宅飲みだなぁ」


「ねいはよく他所で飲んどるからの。人気者は引っ張りだこで大変じゃのぉ」


「私のは常識の範囲内だからともかく、やみこそ人気者じゃん?今登録者何人?」


:30万をこえたところか?

:32万。ペースはやいね

:32万だね 先週から1万も増えてる

:最近バズったからなぁ

:魔法のCG判定が出来なかったんだっけ

:そうそれ 俺は最初から信じてたけどね

:嘘乙


「うおお、さんじゅうまん。魔族の総数より多いぞ。えらいこっちゃ」


「記念配信とかしないの?なんか特別なものつくったり食べたり、企画したりさ」


「うぬ…………なんかあるかのぉ。考えてはおこうか」


:¥10,000 記念配信楽しみ代

:記念配信にとっとけw

:¥10,000 結婚してください代

:おいタイムアウト忘れてるぞ


「おお、すまん。タイムアウトじゃ」


「さんじゅうまんにん記念配信は近いうちにやろうかの。ねいも参加してくれるか?」


「うーん、じゃあ私の開けれる日あとで教えるね」


「うむ、たすかる」


:大魔王様、顔赤くなってきた?

:かわいい

:¥500 かわいい代

:初見です かわいい


「初見さん来てくれて嬉しいぞ〜 チャンネル登録もしてくれると助かるぞ」


「さすがにちょっと回ってきたかな?そろそろ閉じる?」


「そうじゃな、てことでおぬしら、また次回じゃ!このあともたんまり飲めよ〜」


「おつかれさまでした〜」


:¥10,000 楽しかったよ

:おつかれさまです〜

:ねいちゃんもまたね

:おやすみなさい〜

:記念配信楽しみだな


「ふう、さて」


「あとはふたりで晩酌タイム、ね?」


「ねいの気が済むまで、の。なんぞつまみでももとうか?」


「いいの?じゃ、お願いしちゃおっかな」


「まかせて飲んでおれい」

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