第13話 寮の朝1

朝、起きられるか心配していたけど何の問題もなく起きることができた。

私は部屋を見回してから布団をたたむと横の部屋の桃華にスマホでおはようとメッセージを送った。

私は返事が来るかを気にしながら服を取り出して着替えていた。昨日の晩に脱衣所で岩谷先輩に会ったのでその場で普段の服装について聞いたんだけど、岩谷先輩は笑顔でジャージを着ていることもあれば、普通に私服を着てることもあるよって教えてくれた。なので、私はとりあえずお気に入りのジャージを取り出して着てみた。


「みゆ。おはよう。」


服を着ていると扉をノックする音がしてすぐに桃華の声がした。


「おはよう。」


私は扉を開けて挨拶をした。桃華も私と一緒でジャージを着ていた。


「朝ごはん食べに行こうよ。」

「うん。林さんにも声かけていこうよ。」

「そうだね。」


私たちはすぐ横の部屋の扉をノックした。すると、すぐに扉が開いて林さんが出てきた。


「「「おはよう。」」」


私たち3人は同時に挨拶をして、くすっと三人揃って笑っていた。

それから、階段を降りて食堂に行くとそこには沢井先輩が座っていた。そして、そのすぐ横には萩野先生が座っていた。


「「「おはようございます。」」」


私たちが挨拶をすると萩野先生は新聞から顔をあげて私たちを見た。


「うん。おはよう。」


萩野先生は笑顔で挨拶をしてくれた。そして、沢井先輩は私たちを頷いた。


「おはよう。」


沢井先輩は小さな声でつぶやくように言うと朝ごはんを食べるのを再開した。


「あ、起きたのね。

朝ごはんは基本的に席に着いた子から順番に食べていくスタイルだから、取りに来て。」


寮母さんが台所から顔を出して言った。その言葉に私たちは頷くとそのままご飯を取りに行った。

ご飯は多かったけど、とても美味しかった。

ちなみに、沢井先輩は私たちが食べ終えるよりも早くに食べ終えるとそのまま出ていった。

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