概要
エゴイストな男と残酷な自動人形の往く、異世界道中記。
二十歳そこそこのうらぶれた男、キミヒコ。夢かうつつか、彼の元に不思議な声が聞こえる。「何を願う?」と問いかける声に応えると、彼は未知の世界へと転移していた。さらにキミヒコの願いを叶えるためにと、得体の知れない自動人形が彼に仕えることとなった。この人形をホワイトと名付け、キミヒコはこの世界で自分勝手に生きると決める。前の世界での鬱憤を晴らすべく、好き放題をしていくキミヒコだったが……。
※タイトル通り主人公はクズです。反社会的、反道徳的な言動や行動を繰り返します。真に受けないでください。
※死体の描写や流血など、残酷な表現があります。苦手な方は注意してください。
※この作品は小説家になろうにも投稿しております。
※タイトル通り主人公はクズです。反社会的、反道徳的な言動や行動を繰り返します。真に受けないでください。
※死体の描写や流血など、残酷な表現があります。苦手な方は注意してください。
※この作品は小説家になろうにも投稿しております。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!クズはクズでも有能なクズ。そして、誰かの為に自分の損を許容出来るクズ
この作品の魅力はたくさんありますが3つ挙げます。
まずは酒とタバコと女遊びが好きなヒモ所望のクズ主人公です。
趣味嗜好だけ見るとクズでしかありませんが、このクズは礼儀と道理を弁えているタイプなので生き方や他者との接し方に対して違和感や嫌悪もわきません。自他共に認める自己中心的なクズですが、同情もしますし、特に気になった人にはお節介も焼くツンデレな面もありギャップに萌えるところもあります。しかし、誰彼構わず助けない現実的なクズという一貫性もあり、その自己矛盾に気が付きつつも一応人間だもので済まし、ヒモクズに戻るのは本当に読んでて共感が出来ます。
2つ目は異世界で生きる登場人物たち。主人公がツン…続きを読む - ★★★ Excellent!!!抜群の文章力から放たれる、味わい深いクズムーブ
クズと設定しながらも、結局はなんだかんだ言い訳をしながらも、善人ムーブかまして密かに感謝されるみたいな事になりがちな作品が多いが、こちらのクズはひと味違う。
クズい言動もさらりとこなしていて、いっそ爽やかさすら感じる。
とは言え、人間なら感情も有れば柵もある。
そんな葛藤や揺れ動きが、ただただクズ一辺倒で振る舞うだけでは出ない人間味が物語を深めている。
作者の文章力も高く、言葉選びのセンスも抜群。
キャラのパーソナリティーも書き分けがしっかりと出来ていて、大半の作品で感じる寂しい1人芝居を見ている様な印象が無い。
評価の少なさに惑わさらずに、是非読んでみて頂きたい。